受賞 / 表彰

複雑理工学専攻の修士課程1年 中川雅喜氏が第15回分子モーター討論会にてポスター賞を受賞

投稿日:2026/10/05
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複雑理工学専攻の修士課程1年 中川雅喜氏が、9月10日から11日にかけて静岡県伊豆山研修センターで開催された第15回分子モーター討論会にてポスター賞を受賞しました。


受賞者:    中川雅喜(指導教員:林久美子 教授)
発表タイトル: コイル状DNAバネ画像のベイズ解析によるキネシンのStall伸長測定
発表会場:   静岡県伊豆山研修センター


キネシンスーパーファミリータンパク質KIF1Aは神経細胞の軸索輸送を担うモータータンパク質であり、その遺伝子変異は神経疾患KIF1A-Associated Neurological Disorder(KAND)の原因となります。林研究室の先行研究では、DNAオリガミ製コイル状DNAバネ(ナノスプリング)を用いて神経疾患を引き起こすKIF1A変異体の極微小な力の計測に成功しました。コイル状DNAバネは蛍光標識されており、蛍光顕微鏡画像からバネの長さを推定し、既知のバネの力-伸長関係を利用して、長さから力の値に変換します。本研究では、高精度な長さ推定に向けて、ベイズ推定を用いた蛍光顕微鏡画像の解析法を開発しました。本研究により、KIF1A変異体の極微小な力をより正確に測定できるようになると期待されます。

受賞コメント:
このたびは本研究をご評価いただき、光栄に存じます。本研究を進めるにあたり、日頃より丁寧にご指導くださった林久美子教授に感謝申し上げます。また、多くのご助言をいただいた共同研究者の皆様、研究室の皆様、そして議論やご質問を通じて貴重なご意見をくださった学会参加者の皆様に御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、分子モーターの力学特性の解明を通じて、KIF1A関連神経疾患(KAND)の理解につながる研究へと発展させられるよう、一層精進してまいります。

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