先端生命科学専攻・統合生命科学分野の博士課程3年 岡部耀二氏がThe Symposium of the International Society of Endocytobiology (ISE) 2025にてThe Best Talk Prizeを受賞
投稿日:2025/10/23
- 受賞 / 表彰
先端生命科学専攻・統合生命科学分野の博士課程3年 岡部耀二氏がドイツ、ベルリン自由大学で開催されたThe Symposium of the International Society of Endocytobiology (ISE) 2025(2025年9月16日―19日)にてThe Best Talk Prizeを受賞しました。
受賞者: 岡部耀二(指導教員:松永幸大 教授)
発表タイトル: Potential for Photosymbiosis: Algal Survival and Acclimation in Fish Embryos
発表会場:Elisabeth-Schiemann-Lecture Theatre, Freie Universität Berlin
本研究では藻類が動物の体内や細胞内で光合成を行う光共生現象に着想を得て、これまで自然界では確認されていない藻類と魚類の光共生の可能性を探ることを目的としています。今回の発表では、藻類を魚類の胚に導入して人工的な共生システムを構築し、藻類を維持したまま魚類が孵化したこと、さらに藻類が魚類胚内で光合成を行い、魚類胚由来の炭素や窒素栄養を取り込んだことを明らかにしました。
受賞コメント:
挑戦的な研究内容を評価していただき、大変光栄に思います。研究活動を支えてくださった松永先生をはじめ、研究室の皆様、共同研究者の皆様に心より感謝申し上げます。今後も学術的に意義深く、多くの人に興味をもって頂けるような面白い研究ができるように励みたいと思います。
