複雑理工学専攻の博士課程1年 Sze Wing Lok氏が第15回分子モーター討論会にてポスター賞を受賞
投稿日:2026/10/06
- 受賞 / 表彰
複雑理工学専攻の博士課程1年 Sze Wing Lok氏が、、9月10日から11日にかけて静岡県伊豆山研修センターで開催された第15回分子モーター討論会にてポスター賞を受賞しました。
受賞者: Sze Wing Lok(指導教員:林久美子 教授)
発表タイトル: Comparative analysis of stall forces between kinesin-1 and kinesin-3 using a DNA origami nanospring
発表会場: 静岡県伊豆山研修センター
キネシンは、細胞内で物質を運ぶモータータンパク質で、ヒトには約40種類あります。kinesin-1が一般的な細胞内輸送を担うのに対し、kinesin-3(KIF1A)は神経細胞での長距離輸送に重要な役割を果たしています。kinesin-3(KIF1A)を対象に林研究室の先行研究で開発した技術を用いて、DNAオリガミで作製したコイル状のDNAバネ(ナノスプリング)により、両者の力学特性の違いを計測しました。その結果、kinesin-1はkinesin-3(KIF1A)よりも大きな力を発生することが示されました。今後は、この力学的特性の違いが、それぞれのキネシンの生物物理学的役割とどのように関係しているのかを明らかにしていきます。
