1. アジア開発銀行・日本奨学金プログラム
アジア開発銀行・奨学金プログラム(ADB-JSP)は日本政府が資金を提供し、アジア開発銀行が運用する奨学金制度であり、ADBの加盟国の国民に大学院で学ぶ機会を提供することを目的としています。2026年度から新領域創成科学研究科の3つの専攻が新たに教育機関としての認定を受け、以下の9専攻及び1つのプログラムにおいて、ADB-JSP奨学生を受け入れています。
- 物質系専攻
- 先端エネルギー工学専攻
上記のいずれかの専攻で修士課程を修了すると、修士号(科学)が授与されます。 - 先端生命科学専攻
修士課程を修了すると、修士号(生命科学)が授与されます。 - 自然環境学専攻
- 海洋技術環境学専攻
- 環境システム学専攻
- 人間環境学専攻
- 社会文化環境学専攻
上記のいずれかの専攻で修士課程を修了すると、修士号(環境学)が授与されます。 - 国際協力学専攻
修士課程を修了すると、修士号(国際協力学)が授与されます。 - サステイナビリティ学大学院プログラム
修士課程を修了すると、修士号(サステイナビリティ学)が授与されます。
2. 申請資格
ADB-JSPの定める資格要件を満たし、かつ、新領域創成科学研究科の上記いずれかの専攻・教育プログラムの修士課程に入学を希望する方。
3. 申請手順
| Step 1 | ADB-JSPの規定する申請条件に該当するか、確認をしてください。 http://www.adb.org/site/careers/japan-scholarship-program/ |
|---|---|
| Step 2 | 入学を希望する専攻・プログラムに、指導を希望する教員がいるかどうか確認をしてください。指導教員の検索及び入学申請は「4.申請方法」にある「ガイドライン」をご確認のうえ、指定の期限までに適切に行ってください。 |
| Step 3 | 大学の一次審査結果通知は2月中旬予定です。大学の一次審査の合格者でADB-JSPが定める資格要件に該当する方に対してのみ、ADB-JSPへの奨学金申請手順をお知らせします。 |
| Step 4 | 3月中旬に本学からADB-JSPへ奨学生候補者を推薦します。ADB-JSP内で審査が行われ、その結果は5月頃に本学宛てに通知があります。 |
| Step 5 | ADB-JSP奨学金の給付が確定した方について、秋学期の入学に向けた手続きを開始します。 |
| Step 6 | 9月末までに査証を取得し、日本へ入国してください。入学は10月1日から始まる秋学期のみです。 |
4. 申請方法
2027年秋学期入学を希望する方向けの募集要項を更新しました(2026年9月現在)
【先端生命科学専攻を希望する方】
入試日程Bを受験してください。入試日程Bの申請期間は11月です。入試に関する情報はこちらのサイトでご確認ください。
https://www.ib.k.u-tokyo.ac.jp/english/admission/
ADB-JSP奨学金プログラムへの推薦を希望する入試日程Bの合格者は、2月上旬に合格通知を受け取った後、速やかに国際交流室までご連絡ください。
【上記1専攻以外の専攻、あるいはサスティナビリティ学大学院プログラムを希望する方】
以下のガイドラインに沿って申請を行ってください。申請期限は12月10日です。
なお、入試日程Bの合格者はADB-JSP奨学金の受給可否にかかわらず入学することは可能です。上のガイドラインに沿って申請を行った先端生命科学専攻以外の専攻・プログラムへの入学希望者は、ADB-JSP奨学金の給付が確定した場合にのみ、秋学期の入学に向けた手続きを開始します。
5. FAQs
- 私は35歳以上です。新領域創成科学研究科は、ADBから35歳以上のシニア層を受け入れる認定をされていますか?
- いいえ。新領域創成科学研究科は35歳以上の候補者をADBに推薦することはできません。
- 博士後期課程に入学したいと考えています。ADB-JSPに申請できますか?
- いいえ。ADB-JSPは博士後期課程の学生には奨学金を給付しません。博士号取得を希望する場合は、大使館推薦の文部科学省奨学金に応募することをお勧めします。あなたの在住国の日本大使館に問い合わせてください。
- ADB-JSPは私の扶養家族にも適用されますか?
- いいえ。ADB-JSPの奨学金は本人のみを対象としています。
- ADB-JSPに直接連絡をして、申請書一式を送ったほうがいいですか?
- いいえ。ADB-JSPは指定機関からのみ申請を受け付けています。
- 学部在学中にリサーチ・アシスタントとして働き、教員から報酬を得ていました。これをADB-JSPが求める「職業経験」に含めることはできますか?
- いいえ。勤務職業経験は、学部を卒業した後のものに限られます。また、その仕事内容は、学士課程部で学んだ分野に関連したものでなければなりません。
- 英語で行われる講義にはどのようなものがありますか?
- 新領域創成科学研究科が提供する英語による講義は、以下のリンクから参照できます。
https://www.k.u-tokyo.ac.jp/en/campuslife/kougi/index.html
各専攻では、卒業要件を満たすために必要な単位の一部として、専攻外科目の履修を認めている場合があります。上記リンク先の「COURSE REGISTRATION AND OTHER PROCEDURES」を参照してください。 - 先端端生命科学専攻の入試日程Bを受験する際に入学検定料の支払いを求められますが、これは免除されますか?
- 免除されません。各自でお支払いの上、受験してください。 ADB-JSP奨学生として入学した場合、支払った入学検定料と同じ金額の支給をADB-JSPに対して申請することができます。なお、入試日程Bを受験する際にかかった費用のうち入学後に払い戻しを請求することができるのは、入学検定料のみです。
- 入試日程Bの合格者はADB-JSP奨学金の受給可否にかかわらず入学することは可能とありますが、ADB-JSP奨学金以外の奨学金の申請はできますか?
- 申請は可能です。入学後に大学を通して申請可能な奨学金プログラムはこちらのサイトで確認してください。https://www.k.u-tokyo.ac.jp/en/gsfs/financial_support/
残念ながら、修士課程に在籍する学生が申請可能な奨学金プログラム数は多くはありません。また、在留資格認定証明書を申請する際、日本国内でアルバイトをしなくても勉学に専念できるだけの財政能力を持っていることを証明する書類の提出を求められます。よって、財政的な準備は十分に行ったうえで、受験をご検討ください。