横矢 直人
(よこや なおと／教授／基盤科学研究系)
複雑理工学専攻／複雑システム講座／視覚情報処理
略歴
2008年3月 東京大学 工学部 航空宇宙工学科 卒業
2013年3月 東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 博士課程修了（工学博士）
2013年4月～2013年6月 日本学術振興会特別研究員（PD）
2013年7月～2017年12月 東京大学 大学院工学系研究科 先端学際工学専攻 助教
2015年12月～2017年11月 フンボルト財団奨励研究員（ドイツ航空宇宙センター・ミュンヘン工科大学）
2018年1月～2023年3月 理化学研究所 革新知能統合研究センター ユニットリーダー
2020年5月～2022年11月 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 講師
2022年12月～2025年3月 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 准教授
2023年4月～現在 理化学研究所 革新知能統合研究センター チームディレクター
2025年4月～現在 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授
研究活動
本研究室では、画像処理・機械学習・モデリングを基盤に、視覚的観測データから実世界の物理・幾何・意味構造を高精度に理解・再構成する技術の研究に取り組んでいます。特に、都市や自然環境の変化を捉えるリモートセンシングや位置情報付き地上データを活用し、地球上の「今」を捉える知的処理基盤の構築を推進しています。
その他
IEEE、日本リモートセンシング学会各会員。
IEEE Geoscience and Remote Sensing Society (GRSS) Image Analysis and Data Fusion Technical Committee Chair (2019-2021) and Co-Chair (2017-2019)、IEEE GRSS All Japan Joint Chapter Secretary（2018～2022）、EARTHVISION@CVPR Organizer（2019-2020）等。
将来計画
異種時空間データから地球のいまを理解する知能システムの開発を目指しています。
教員からのメッセージ
画像処理や機械学習の最先端技術を研究するとともに、これらを駆使して環境破壊や大規模災害といった世界規模の問題の解決を目指すことは、何にも代えがたいやりがいがあります。自身の研究で世界を変える気概を持つ皆さん、フロンティアを一緒に開拓していきましょう。