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鈴木 康介
(すずき こうすけ/教授/基盤科学研究系)
物質系専攻/新物質・界面科学講座
略歴
2005 東京大学工学部応用化学科 卒業
2007 東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻 修士課程修了
2010 東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻 博士課程修了、博士(工学)
2010 東京大学大学院工学系研究科 助教
2018 東京大学大学院工学系研究科 講師
2019 東京大学大学院工学系研究科 准教授
2025 東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授
研究活動
私たちの身の回りにある物質は、原子や分子の配列とその相互作用によって性質や機能を発現します。周期表に並ぶ約100種類の元素の多様な組み合わせや空間配列を、原子レベルで自在に操ることで、これまでにない機能を持つ物質の創出が可能になります。私たちは、分子性無機物質の精密設計技術を基盤に、有機分子とのハイブリッド化や集合構造の設計を通じて、電子・イオン・分子の輸送や反応を分子スケールで制御する「分子イオニクス」の開拓に取り組んでいます。無機化学、触媒化学、有機化学、物理化学、電気化学、材料科学、デバイス応用など、複数の分野を横断しながら、「物質構造が機能を生む」という化学の本質に迫り、資源・エネルギー問題の解決に貢献する新しい物質科学を創出します。