入学希望の方へ

アフリカ開発銀行 日本アフリカドリーム奨学金プログラム

1. アフリカ開発銀行(AfDB)日本アフリカドリーム奨学金プログラム(JADS)

JADSは、アフリカ開発銀行と日本政府によって組織された能力開発支援プロジェクトです。アフリカ国籍の学生が、アフリカ開発銀行が指定する教育機関の修士課程で学ぶ場合、2年間の奨学金が支給されます。JADSの応募資格を以下からご確認ください。

JADSの詳細
https://www.afdb.org/en/about-us/careers/japan-africa-dream-scholarship-jads-program

新領域創成科学研究科はJADSが指定する教育機関の一つです。

2. 対象となる専攻

新領域創成科学研究科は、基盤科学研究系、生命科学研究系、環境学研究系の3つの研究系から構成されています。AfDBから教育機関として指定されているのは環境学研究系です

環境学研究系は、6つの専攻と1つのプログラムから構成されています。

3. JADSにより新領域創成科学研究科に留学を希望する方

JADSでは、留学希望者が留学先から入学許可書を取得する必要があります。新領域創成科学研究科への留学を希望する場合は、以下の手続きを行ってください。

・希望する専攻と指導教員を決めます(5.を参照)

・入学試験を受けます

・合格したら、新領域創成科学研究科から合格通知書が発行されます

・合格通知書を持ってJADSを申請します

・JADSが支給され、無事に学生ビザが発給されれば、新領域創成科学研究科で学ぶことができます

4. 新領域創成科学研究科の学事歴

夏と秋の2学期があります。夏学期(S1~S2)は4月1日から、秋学期(A1~A2)は10月1日から始まります。

学期カレンダー

学生の入学時期は4月または10月のいずれかです。

5. 志望専攻を決める

新領域創成科学研究科の修士課程の学生は、修了するために研究を行い、修士論文を書かなければなりません。そのため、出願前に指導教員を決めておくことが非常に重要です。博士課程のみならず、修士課程志願者も指導教員を探し、行いたい研究計画について指導が可能かどうか、相談することが必要です。教員が、その申請者の指導をすることが不適当と判断した場合は、出願まで至らないことあります。教員の連絡先は、各専攻のホームページに掲載されています。メールで連絡する場合は、自己紹介を兼ねて、何を勉強・研究したいのか、A日程またはB日程の入学試験を受けること、アフリカ開発銀行の奨学金に応募することを伝えるとよいでしょう。

なお、GPSS-GLIから出願の承諾を得る必要はありません。ただし、事前に連絡することをお勧めします。指導教員は、入学後、GPSS-GLIと学生との話し合いで決定します。

6. 新領域創成科学研究科の入試について

入学試験は年に2回、A日程とB日程があります。

A日程

応募期間 : 2021年6月9日~17日
試験日 : 8月(志望専攻により異なる)
結果発表 : 2021年9月7日
入学時期 : 2022年4月または2021年10月

A日程は、GPSS-GLIを除く上記専攻で実施します。

B日程

応募期間 : 2021年11月16日~25日
試験日 : 1月~2月(志望専攻により異なる)
結果発表 : 2022年2月14日
入学時期 : 2022年4月または2022年10月

B日程は、社会文化環境学専攻を除く上記専攻で実施します。

GPSS-GLIへの留学を希望される方は、入学試験B日程を受験してください。合格すれば、2022年2月に合格通知書が届きます。その後、2022年10月入学の奨学金申請について相談し、AfDBに提出してください。

7. 試験方法

試験は、「一般試験」と「外国人等特別選考」の2種類あります。学士課程まで日本以外の国で教育を受けた方は「外国人等特別選考」を選ぶことができます。

募集要項をご覧ください

2021年、COVID-19感染拡大防止対策の一環として、ほとんどの専攻で「書類審査」「筆記試験」「口頭面接」がオンラインで実施される予定です。試験方法については、各専攻のホームページをご覧ください。

以下の専攻は、「外国人等特別選考」において「筆記試験」を実施しません。

・人間環境学専攻

・国際協力学専攻

・サステイナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラム(GPSS-GLI)

8. 出願方法

下記サイトをご覧ください。

入試情報

すべて専攻の出願者に適用される「修士課程学生募集要項」と、志望専攻の「入学試験要項」の両方を必ず確認してください。

9. 入国審査について

留学生は、日本入国までに留学ビザを取得している必要があります。

    ビザ取得の手順

  • 入学試験に合格すると、合格通知書が発行されます。
  • 合格通知をもって、JADSの申請に進み、AfDBから奨学金証明書を取得します。
  • 新領域創成科学研究科を通じて在留資格認定証明書(CoE)を申請します。CoEの申請には合格通知書と奨学金証明書が必要です。CoEが発行されるまで約2カ月かかります。
  • CoEを受け取った後、在住国の日本大使館で学生ビザを申請してください。通常、学生ビザが発給されるまで1週間から10日程度かかります。
  • 無事に学生ビザが発給されれば、日本に入国して新領域創成科学研究科に入学することができます。

10. お問い合わせ先

International Liaison Office

東京大学大学院新領域創成科学研究科 国際交流室

ilo@edu.k.u-tokyo.ac.jp (※SPAM 防止のため、@は画像表示になっていますのでご注意下さい。)