東京大学大学院新領域創成科学研究科

出前講義

講義一覧

基盤科学研究系

タイトル 先端科学技術と生命科学
対象
  • 高校生
  • 一般
概要 21世紀は生命科学の時代と言っても過言ではありません。19-20世紀に花開いた物質科学研究に おいて、多くの物質の謎が解明し、多くの有益な科学技術が生み出されました。生命科学においても、 最先端技術が、その研究活動を支え、今後の技術の進展が、生命科学の根幹を変貌させてしまうかもしれません。 この講義では、最先端バイオ計測技術を通して、生命科学の主役である核酸や蛋白質がどのようなモノか、それ をどのように測定しているのかを解説し、最近までのノーベル賞受賞内容との関係も説明しながら、 その歴史と今後の展開を紹介します。
講師 佐々木裕次 教授物質系専攻
キーワード 最先端計測科学、1分子計測、生命科学、放射光、電子線
必要機材 プロジェクター(ご用意ください)
タイトル ナノスペースで決まるマテリアルの機能 -準結晶の物理や熱電発電まで-
対象
  • 高校生
概要 同じ様に原子核と電子から成る物質に、なぜ金属から絶縁体までが存在するのでしょうか?アルミニウムとシリコンは、電気伝導を担うはずの電子の密度がほぼ同じなのに、電気伝導率は約一千億倍異なります。その理由は、電子がニュートン力学ではなく、ナノスペースの物理法則である量子力学に従うためです。物質科学の基本の話から、2011年ノーベル化学賞に輝いた準結晶の物理の話や、応用の例として熱電発電のデモも行います。
講師 木村薫 教授物質系専攻
キーワード 物質科学、量子力学、固体物理学、準結晶、熱電変換材料
必要機材 プロジェクター(ご用意ください)

生命科学研究系

タイトル メダカが教えてくれること
対象
  • 小学生
  • 中学生
  • 高校生
  • 一般
概要 遺伝子組換えによって光るメダカを作製したり、メダカの成魚や発生途中の胚に放射線を照射して、放射線が生物の体に与える影響を研究しています。宇宙放射線の影響を調べるために国際宇宙ステーションでメダカを3ヶ月間飼育する計画を進めています。宇宙環境がメダカの健康に与える影響を調べるために、メダカの動きや自律神経の研究を始めています。また、柏キャンパス近辺や日本各地の野生のメダカを採集して調査しています。
講師 尾田正二 准教授先端生命科学専攻
キーワード 放射線、メダカ、宇宙、健康、環境
必要機材 プロジェクター(ご用意ください)
タイトル インフルエンザと糖
対象
  • 中学生
  • 高校生
概要 インフルエンザウイルスに代表されるさまざまなウイルスや細菌は、細胞表面の糖に結合して感染を開始します。ヒト赤血球の糖の違いがABO式血液型を決定しているように、この糖がヒトと鳥では異なっていることから、鳥インフルエンザウイルスがヒトに容易に感染することはありません。しかし、ひとたびニワトリへの感染が見つかると、全てのニワトリを殺してまでヒトへの感染を徹底的に阻止しようと努めるのはなぜでしょうか? インフルエンザを例にあげて、ウイルスの感染メカニズム、ウイルスの種特異性とは何か、また抗インフルエンザ薬の作用機序など、身近な話題を科学の視点から理解する面白さを伝えたいと思います。
講師 山本一夫 教授先端生命科学専攻
キーワード インフルエンザウイルス、糖、ヒト、鳥、タミフル
必要機材 プロジェクター(ご用意ください)
タイトル 体内時計と健康
対象
  • 中学生
  • 高校生
  • 一般
概要 体内時計は、バクテリアからヒトに至るまで、地球上の多くの生物に存在し、行動や様々な生理機能の概日リズム(サーカディアンリズム)を制御しています。体内時計の乱れは、睡眠障害のみならず、糖尿病やメタボリックシンドロームなどの病気とも密接に関連しています。本講座では、体内時計のしくみから最新の時間治療まで、身近な話題を多く交えて概説します。
講師 大石勝隆 客員教授[メディカル情報生命専攻](産業技術総合研究所
キーワード サーカディアンリズム、時計遺伝子、睡眠障害、生活習慣病、時間治療
必要機材 プロジェクター(ご用意ください)
タイトル 昆虫に学ぶ性を決めるスイッチのしくみ
対象
  • 中学生
  • 高校生
  • 一般
概要 ほとんどの動植物は雄と雌という性をもつ。なぜ性があるのか?それは、卵と精子を作るためだ。でも、性とはそんなに単純じゃない。雄と雌を比べると様々な違いがみられる。同じ人間でありながら、なぜこうも違うものか、と思うほど男と女の間にも違いがみられる。雄と雌の間にみられる違いは、どのようにして生み出されるのだろうか?本講義では、性を決めるスイッチのしくみについて昆虫を例に挙げ、わかり易く紹介する。
講師 鈴木雅京 准教授先端生命科学専攻
キーワード 性・昆虫・遺伝子・染色体・雄と雌
必要機材 プロジェクター(ご用意ください)
タイトル 私たちのカラダにかくされた進化の秘密
対象
  • 小学生
  • 中学生
  • 高校生
  • 一般
概要 私たちヒトは、二本足で歩いたり、複雑なことばを使ったりと、他の動物にはないユニークな特徴を数多く持っています。さらに、ヒト同士を比べてみると、肌の色や体の大きさ、かかりやすい病気の種類など、個人間でも実に様々な違いがあることがわかります。このようなヒトの特徴が、進化の過程でどのようにして生じてきたのかについてお話をします(高校生以上の方を対象とした講義は、特に遺伝子に着目した内容となります)。
講師 中山一大 准教授先端生命科学専攻
キーワード ヒト、進化、多様性、遺伝子
必要機材 プロジェクター(ご用意ください)

環境学研究系

タイトル ウナギとマグロの大回遊 ―持続的資源の利用に向けてー
※本年度は受け付けておりません。
対象
  • 高校生
  • 一般
概要 産卵海域と生息海域が大きく離れ太平洋を大回遊する魚類がいます。ウナギやマグロはその代表例であり、過酷な海洋環境の中で生き抜くための巧みな戦略を備えています。それらの生態的特長を紹介します。
講師 木村伸吾 教授自然環境学専攻
キーワード 地球環境変動、産卵回遊、海洋循環、水産資源、資源管理
必要機材 プロジェクター(ご用意ください)
タイトル 海洋の再生可能エネルギー or 洋上風力発電
対象
  • 高校生
  • 一般
概要 海洋の再生可能エネルギーについては、風、潮流、海流、波、温度差、潮汐の種類がある。これらについて紹介し、日本の持っている資源量、エネルギーと環境をめぐる世界の情勢に触れた後に、海洋の再生可能エネルギー全般、あるい洋上風力エネルギーに焦点を絞って、エネルギー利用の現状、実現のための技術について紹介する。
講師 鈴木英之 教授 [海洋技術環境学専攻
キーワード 海洋、再生可能エネルギー、風力発電、資源量、技術
必要機材 プロジェクター(ご用意ください)
タイトル CO2貯留技術の環境影響評価
対象
  • 高校生
  • 一般
概要 CO2海域地中貯留のような大規模海洋利用技術の実施には、社会的な受容が必要である。社会的受容性獲得のためには環境影響評価が不可欠となる。環境影響評価技術を伴う海洋開発技術は、環境に配慮した技術として国際競争力を持つことが可能となる。現在考えられている環境影響評価手法について概説する。
講師 佐藤 徹 教授海洋技術環境学専攻
キーワード 二酸化炭素、海洋隔離、環境影響、温暖化対策、社会受容性
必要機材 プロジェクター(ご用意ください)
タイトル サステイナビリティ~未来をデザインするコンセプト
※本年度は受け付けておりません。
対象
  • 中学生
  • 高校生
  • 一般
概要 サステイナビリティということばをご存じですか。「持続可能性」などと訳され、人類が生存し続けるために必要な要件というような意味です。温暖化、エネルギー危機、食糧の安全保障、生物多様性の減少、金融危機、貧困や格差、等の問題を乗り越えて、サステイナブルな未来社会を作っていくための知恵を探ります。
講師 小貫元治 准教授サステイナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラム
キーワード サステイナビリティ、循環型社会、成長の限界、アジェンダ21、持続可能な発展のための教育(ESD)
必要機材 プロジェクター(ご用意ください)