東京大学 大学院 新領域創成科学研究科
核融合研究教育プログラム
Nuclear Fusion Research Education Program

研究室紹介

update 2017/07/01
小川研究室
高温超電導磁気浮上装置(Mini-RT)を主装置とし、電子バーンシュタイン波による高密度化の研究を行っている。またトカマク型核融合炉を中心としてヘリカルやレーザーをも含めた核融合炉設計を俯瞰した研究を行っている。
小野靖研究室
核融合炉の経済性向上を目指した超高ベータ球状トーラス(ST, FRC等)の生成・維持・加熱や核融合から宇宙に広がるプラズマ合体・磁気リコネクションの基礎研究・応用開拓を行っている。主装置は本郷の球状トーラス合体実験装置TS-4、および柏の球状トカマク実験装置UTST(高瀬・江尻研と協力中)。
高瀬研究室
球状トカマク型装置(TST-2)を主装置とし、プラズマ加熱、不安定性の研究を行っている。小野靖研究室のUTST装置で加熱実験を準備している。また、国内外の施設と共同研究もさかん。
吉田研究室
超高速流プラズマ実験装置(RT-1)を主装置とし、実験と理論の両方のアプローチから研究を行っている。特に、プラズマ中の流れに着目し、高圧力プラズマの閉じ込め、宇宙プラズマにおける流れ、非線形現象を研究している。
藤堂研究室
スーパーコンピュータを駆使した大規模計算機シミュレーションにより、磁場閉じ込めプラズマにおける高エネルギー粒子と電磁流体現象の研究を行っている。大型ヘリカル装置(LHD)やトカマク型装置を対象として、国内外の共同研究を推進している。
根本研究室
超短(〜サブピコ秒)・超高強度領域(>1018 W/cm2)などにおける、レーザー・プラズマ相互作用、および超高強度場工学の研究に取組んできた。具体的には、相互作用による高速粒子の発生メカニズムに関する研究、および、それらの高速粒子を用いたビーム・ターゲット型の核融合反応の誘起に関する研究。その他、レーザー計測などのレーザー応用に関する研究。
三戸研究室
核融合炉の実現に必要不可欠な超伝導低温システムの研究を行っています。高温超伝導体の発見により、新たな局面に入った超伝導応用研究の最前線を、導体、マグネット、冷却方式等の幅広い観点から総合的に捉えた実践的な研究として推進しています。
山田研究室
大型ヘリカル装置LHD(岐阜県土岐市)を実験プラットフォームとした研究を行っている。LHDの磁場に閉じ込められ一億度にもなる超高温プラズマの物性、特に熱と粒子の輸送特性の理解と、核融合炉運転を見据えたそれらの制御に関する研究に取り組んでいる。
井研究室
球状トカマク実験装置UTSTおよび球状トーラス合体実験装置TS-4を主装置とし、高性能な核融合炉心を実現するための高ベータ配位の実現と、中性粒子ビーム等を用いた高ベータプラズマ加熱・維持手法の確立を目的とした実験研究を行っている。
江尻研究室
球状トカマク型装置(TST-2)を主装置とし、不安定性の研究、計測手法の開発を行っている。国内外の施設と共同研究もさかん。
小野亮研究室
大気圧非平衡プラズマの生成とそのレーザ計測をテーマに基礎過程の理解と応用を研究している。また、燃料電池自動車の燃料になる水素の安全確保を目的に放電着火現象の解明を進めている。
西浦研究室
磁気圏型プラズマ装置(RT-1)を用いて、プラズマ加熱物理、プラズマの高性能化、閉じ込め物理について実験研究を行っている。そのために必要な先進計測器の開発、燃焼プラズマへの適用を見据えた機器開発研究も行う。核融合科学研究所のLHDや原子力機構のJT-60SAとの共同研究も行っている。
宇佐見研究室
磁気リコネクションは、磁場エネルギーが爆発的に解放される過程であり、様々なプラズマで見られる普遍的な現象である。我々は、粒子シミュレーションにより、スーパーコンピュータ内に磁気リコネクションを再現して詳しく調べている。現在の主な研究テーマは、磁気リコネクションを通して起こるプラズマ加熱の機構探求である。
大舘研究室
大舘研究室では、磁場閉じ込めプラズマのMHD不安定性とその閉じ込め特性に及ぼす影響を実験的に研究している。核融合研のLHD装置などに計測機器を設置しMHD不安定性の空間構造を調べている。画像計測がこの種の研究に有用であることから、画像解析法、局所量の再構成の手法など、計測技法の開発にも力を入れている。
研究室訪問は随時受付けていますので、上記各教員または左記問合せ先へご連絡ください。