新物質科学 廣瀬崇至准教授研究室
Takasi Thirose
研究内容の紹介
「らせん」と「キラリティ」は、自然界に普遍的に見られる生命の根源的な構造です。私たちの研究室では、計算科学と精密有機合成を融合し、独自のらせん状π共役分子を生み出すことで、次世代の光・電子機能を担う革新的な物質創成に挑みます。有機分子の電子状態を自在に設計し、機能を引き出すことを目標に掲げ、単分子から集合構造に至る広い視野から、外場応答を鍵とする次世代の物質科学を開拓しています。

Figure1-ConceptSummary

Figure2_MolecularWires

Figure3_CPL

Figure4_ChiralAssembly

廣瀬准教授からのメッセージ
研究者の仕事の3つの魅力…新たなチャレンジ、大切な仲間との出会い、失敗から新たな発見があり感動できること。
中高生の頃は数学や理科が好きで、自然と理系に興味が湧き、大学で研究室に進みました。
研究室に入って初めて行った実験で、新しいことを見つけた感動が、今の原点になっています。とはいえ、最初からうまくはいきませんでした。新設の研究室のため相談できる先輩もおらず、自ら図書館で論文を調べたり、先生とディスカッションをしたり。1年かけてようやく成果が出て評価してもらえたことが、研究の自信につながりました。
修士課程では自由度の高い研究に挑戦でき、博士課程では自分の好きなテーマを選ぶことができます。その後、オランダの研究室にも渡り、帰国してからも研究を続けました。様々な経験を経て徐々にできることが増えるので、ステップアップするのが楽しいです。何
より少しずつ自信が積み重なったことが、今も研究を続ける原動力になっていると思います。
研究室は、未知のことにチャレンジできる唯一の場所です。新しいことをするのは大変ですが、成功したら確かな自信につながります。学生の皆さんには、そんなエキサイティングな経験をしてほしいです。
キーワード
有機物質 / キラリティー / 円偏光 / 分子ワイヤー
プロフィール
2005年 九州大学工学部物質科学工学科 卒業
2010年 九州大学大学院工学府物質創造工学専攻
博士後期課程修了 博士(工学)
2010年 日本学術振興会特別研究員 (PD)
2010年 Eindhoven工科大学 (TU/e) 訪問研究員
(兼任, Bert Meijerグループ, オランダ)
2011年 京都大学大学院工学研究科 助教
2018年 京都大学化学研究所 准教授
2020年 科学技術振興機構 (JST) さきがけ研究者
(兼任,「自在配列」領域)
2026年 東京大学物性研究所 准教授
SOLID STATE PHYSICS AND CHEMISTRY
新たなチャレンジ、大切な仲間との出会い、失敗から新たな発見があり感動できること。






277-8561
千葉県柏市柏の葉5-1-5
東京大学大学院新領域創成科学研究科
物質系専攻
廣瀬崇至准教授研究室
04-7136-3444
thirose@issp.u-tokyo.ac.jp
物質系専攻の目標
物質系専攻の目標は、未開拓な自由度を操ることができる舞台=“新物質”を開拓すること、その舞台から生み出される未知の現象を探索して優れた機能を引き出すこと、 また、その機構を解明すること、そして、それらの現象・機能の応用分野を開拓することで人類社会の発展に貢献することにあります。
物質系専攻
〒277-8561
〒277-8561
千葉県柏市柏の葉5-1-5
東京大学柏キャンパス
新領域創成科学研究科
Mail:ams-office(at)ams.k.u-tokyo.ac.jp
(at) を @ にしてください。
