2009年度 第4回学融合セミナー 2009/07/22

講 義 16:30~18:00
場 所 新領域基盤棟大講義室(2C0)

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X線の位相で観る

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百生 敦 准教授


 X線透視画像は吸収コントラストで形成されるのが一般的ですが、その場合は 高分子材料や生体軟組織など、弱吸収物体には適用できません。一方、X線位相 コントラストを用いれば、この制限はいっきに取り除かれます。物質によるX線 の位相シフトの相互作用が、吸収のそれより約千倍大きいからです。しかし、光 学素子の選択肢が限られているためにX線の扱いは必ずしも容易ではなく、X線 位相の利用は長く注目されていませんでした。この領域開拓に長く取組んだ結 果、シンクロトロン放射光や最近では従来型X線源を用いても、X線位相イメー ジングの様々な応用が可能となってきました。

染色体からアプローチしてTRに貢献するFigure

佐藤 均 准教授


 NCBIのホームページにアクセスすれば数多くの生物のDNA配列情報(ヒトから 新型インフルエンザウイルスに至るまで)を誰でも手軽に入手することができる 時代である。細胞遺伝学的手法に基づいた核型分析という古典的な染色体解析方 法を通して病因解明に迫ろうとするアナログ的なアプローチは果たして TRに貢 献できるだろうか。本セミナーでは、演者がこれまで関わってきたヒトを中心に した研究の具体例を挙げてトランスレーショナル・リサーチに対する細胞遺伝学 者の貢献について考察し、今後の学融合への途を探ってみたい。

CO2地中貯留の現状と課題Figure

島田荘平 准教授


 CO2の分離回収・貯留、いわゆるCCSが大気中へのCO2放出量を削減する方法と して叫ばれている。しかし、実際のCCSは期待されたよりは実行されていないの が現状である。CO2貯留の中でも量的に最も有望と考えられている、地中貯留に 焦点をあて、その技術現状と課題について話題提供する。
 poster ポスター(PDF 1p 202kb)
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