spacer


酒谷 薫 さかたに かおる/特任教授/環境学研究系
人間環境学専攻/ユニバーサルスポーツ健康科学講座/医療工学、光工学、脳科学(ストレス、認知症)
http://sakatani-lab.org

略歴
1981年3月 大阪医科大学医学部医学科卒業
1987年3月 大阪医科大学大学院医学系研究科脳神経外科学博士課程修了(医学博士)
1987年10月 米国ニューヨーク大学医学部脳神経外科付属研究所 博士課程研究員
1989年8月 米国ニューヨーク大学医学部脳神経外科付属研究所 助教授
1991年4月 米国エール大学神経内科 客員助教授
1998年3月 北海道大学大学院工学研究科システム情報工学専攻博士課程修了(工学博士)
2002年4月 日本大学医学部脳神経外科光量子脳工学分野 研究所教授
2012年10月 日本大学工学部電気電子工学科 教授を経て、2019年5月より現職
教育活動
早稲田大学:次世代ロボット研究機構ヘルスケアロボティクス研究所
研究活動
近赤外光による生体計測(1992〜現在):

近赤外蛍光物質を用いて体内の生体機能を無侵襲に可視化する技術を世界で初めて開発した(文献1)。
また、近赤外光分光法による脳循環・脳機能計測法を脳神経外科領域など臨床医学へ応用を行ってきた(文献2)。


ICG蛍光イメージング(左)とNIRSイメージング(右)


最近は、深層学習を応用した認知障害のマススクリーニング法などIoT・AIなどを用いた次世代ヘルスケアシステムの開発を行っている(文献3)。


NIRSによる認知障害AIスクリーニング法の原理
[文献]
1)Sakatani K, Kashiwasake-Jibu M, Taka Y, Wang S, Zuo H, Yamamoto K, Shimizu K. Noninvasive optical imaging of the subarachnoid space and cerebrospinal fluid pathways based on near-infrared fluorescence. J Neurosurgery、87巻5号、pp.738-745(1997年11月).
2)酒谷 薫(監修)岡田英史 , 星 詳子 , 宮井一郎, 渡辺英寿 (編集) NIRS:基礎と臨床、振興医学出版社、東京(2012年1月) 
3)酒谷 薫、大山勝徳、胡 莉珍:一般血液検査による認知症リスク判定法の開発 アルツハイマー病:発症メカニズムと新規診断法・創薬・治療開発(監修 荒井平伊), pp. 167-174、(株)エヌ・ティ・エス、東京(2018年8月)
その他
日本脳神経外科学会(評議員)、日本脳卒中学会(評議員)、脳機能光イメージング学会(副理事長、事務局代表)、日本中医学会(理事長)等。
spacer
将来計画
本研究室では、予防医学分野にイノベーションを起こすことを目指して、脳科学とAI/IoTなどの先端的情報技術を融合した次世代ヘルスケアシステムを開発していきます。
さらに、国内外の企業と連携し、研究室で開発したヘルスケア技術の事業化を進めていきます。
教員からのメッセージ
今、時代が大きく変わろうとしています。現代社会は異常気象や少子高齢化に起因するさまざまな問題により混迷を深めています。
一方で、AIなど情報技術の飛躍的な発展などプラス面も少なくありません。プラス面を生かしながらマイナス面を解決するには、従来の縦割りの学問体系では不十分なのです。
私たちの研究室にはさまざまな分野の専門家が集まっており、学際研究で社会にイノベーションを起こそうというチャレンジ精神を持っている学生には最適の研究室だと思います。

top