東京大学大学院新領域創成科学研究科

PROSPECTUS

教員紹介

橋本 学 (はしもと がく/講師/環境学研究系)

人間環境学専攻/複雑環境システムシミュレーション分野/計算力学、マルチフィジックス

略歴

2001年3月慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業
2006年3月慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻博士課程修了(博士(工学))
2006年4月慶應義塾大学理工学部特別研究助手
2007年4月独立行政法人理化学研究所研究員
2011年4月東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻助教
2012年9月東京大学大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻助教を経て、2014年5月より現職

教育活動

大学院:環境シミュレーション学特論I、II
工学部システム創成学科:動機付けプロジェクト、数理演習I、応用プロジェクト、レジリエンスコロキウム

研究活動

マルチフィジックスシミュレーションでは、変位場、温度場、電磁場などの「場の界面」における相互作用モデリングが重要である (文献1)-3) 参照)。工業製品の開発・製造から普及効果までを予測するため、この考えを発展させて、力学システム、社会システム、情報システムの「異分野のシミュレーション技術の界面」における相互作用モデリングを研究している。





3次元エアバッグ展開シミュレーション (空気の圧力分布)

文献

1) Gaku Hashimoto, Kenji Ono and Hiroshi Okuda: Application of a fixed Eulerian mesh-based scheme based on the level set function generated by virtual nodes to large-deformation fluid-structure interaction, Interaction and Multiscale Mechanics , Vol.5, No.3, pp.287-318, 2012.
2) Gaku Hashimoto and Kenji Ono: Interface treatment under no-slip conditions using level-set virtual particles for fluid-structure interaction, Theoretical and Applied Mechanics Japan, Vol.58, pp.325-342, 2010.
3) Gaku Hashimoto and Hirohisa Noguchi: Gas-liquid interface treatment in underwater explosion problem using Moving Least Squares - Smoothed Particle Hydrodynamics, Interaction and Multiscale Mechanics, Vol.1, No.2, pp.251-278, 2008.

その他

日本機械学会会員、日本計算工学会会員。
日本機械学会学会誌メカライフ編集委員 (2002~2004)、日本計算工学会学会誌編集委員 (2008~現在 (副幹事2012~2013、幹事2013~2014) )、日本機械学会JCST (Journal of Computational Science and Technology) 編修委員 (2014)、日本機械学会学術誌計算力学(CM)カテゴリアソシエイトエディタ (2014~現在)、原子力規制委員会委員 (2014~現在)、文部科学省専門調査員等 (2009~現在)。

将来計画

本研究室では、物理シミュレーション分野、社会シミュレーション分野、知識情報分野の手法を横断的に取り入れたシミュレーション技術の研究を進めていきたいと考えています。

教員からのメッセージ

High Performance Computing技術を駆使して、力学システム・社会システム・情報システムをつなぎ、人間環境を予測できるシミュレーションモデルを一緒に創っていきましょう。これまでの分野の枠にとらわれない発想が大切です。