2011年度 第8回学融合セミナー 2012/1/25

講 義 16:30~18:00
場 所 新領域基盤棟大講義室(2C0)

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大型計算機を用いてゲノム配列の解読に挑む

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笠原 雅弘 講師


 ゲノム配列は生物を形作るために必要な最も基本的な情報であり、 医学・生物学・農学・薬学・工学の分野において日常的に利用されている。  
 ゲノム配列の解読にはDNAシークエンサーを用いるが、ゲノムサイズと 比べるとDNAシークエンサーが一度に連続して読める長さは遥かに短い。
 そこで、ゲノム配列全体を解読するためにはゲノムから大量の断片配列を ランダムにサンプリングしてその配列を読み、データをパズルのように つなぎ合わせる必要がある。この計算をゲノムアセンブリと呼ぶ。
 近年の技術改良によってDNAシークエンサーの出力は数桁上がりつつあり、 このデータ量の増大に対応するために大型計算機をどのように活用し、 工夫を重ねているかを紹介する。

地球温暖化と氷海域利

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山口 一 教授


 地球温暖化の進行とともに、氷海域の開発・利用計画が急速に進みつつある。
 持続可能な氷海域利用とはどういう姿なのか、温暖化の緩和策と適応策の ベストミックスとはどういうものか、技術的側面から考えてみる。 

スピン流研究の新展開

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大谷 義近 教授


 スピントロニクス研究は、スピン偏極電流を用いて スピントルク磁化反転や歳差運動等の物性を制御する 従来型から、電荷の流れを伴わないスピン角運動量のみの流れである 純スピン流を用いて金属から絶縁体まで多様な物質群の新奇な物性を 創出する新世代型へと新しい局面を迎えている。
 本講演では、面内スピンバルブと呼ばれる磁性体/非磁性体 ハイブリッドナノ構造を用いた純スピン流の生成、操作、検出に関わる 基本的なスピン流物理を議論した後、現在世界的に熾烈な研究競争が 繰り広げられているスピン流研究について概観する。
posterポスター(PDF 1p 230kb)
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