2009年度 第7回学融合セミナー 2009/12/24

講 義 16:30~18:00
場 所 新領域基盤棟大講義室(2C0)

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窒化物半導体の現状と可能性

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尾鍋研太郎 教授


 青色発光ダイオードの成功で90年代に華々しく登場した窒化物半導体である が、現在では低消費電力・高耐久性の照明用白色光源や、ブルーレイディスク用 青色レーザー、紫外光源、さらには大電力用電子デバイスなどへと発展してい る。これらの現状を紹介するとともに、本研究室で重点的に取り組んでいる立方 晶窒化物やIII-V-N型混晶など、窒化物半導体材料の多様な可能性や興味につい ても紹介する。

メダカが教えてくれることFigure

尾田正二 講師


 メダカは実験室でも容易に飼育が可能であり、小さくて発生・成長が早いこと から、古くから発生学、遺伝学の実験材料として活躍してきました。2007年 に本研究科の森下真一教授たちのグループによってゲノム解読が完了し、トラン スジェニック、遺伝子ノックアウトなどの遺伝子操作が容易なことと相まって一 躍先端的実験動物に生まれ変わりました。哺乳類に比べて小さくて透明な体を持 ち、遺伝的に均一な近交系を実験に用いることができ、さらに様々なプロモー ターを用いてGFPを発現するトランスジェニックメダカを容易に作製することが できます。これらの利点を持つメダカは、遺伝子の機能の発現としての体内の生 命反応を、個体レベルで生きたまま可視化し解析するためのすばらしいプラット フォームと言えます。最近ではGFPベースの蛍光プローブが数多くの開発され、 様々な生命反応が細胞レベルにおいて可視化されつつあります。遺伝子でコード されるこれらのプローブを発現するトランスジェニックメダカを作製し解析する ことによって、生命反応の分子レベルでの理解を、細胞レベルから個体レベルへ 展開させることを目指しています。本セミナーでは、我々の研究室での「光るメ ダカ」の研究を紹介し、学融合のタネを提供できれば、と考えています。

学融合の観点からみたサステイナビリティ・サイエンスFigure

鎗目雅 准教授


 地球規模での持続可能性を目指すにあたっては、科学技術、企業経営、公共政 策、制度環境など様々な要素が絡み合う課題に取り組んでいく必要がある。サス テイナビリティ・サイエンスは、自然・人間・社会システムの間の複雑でダイナ ミックな相互作用のプロセスとメカニズムを理解するため、学融合の観点から新 たな概念・方法論の開発と応用を目指している。
 poster ポスター(PDF 1p 204kb)
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