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水間 毅 みずま たけし/特任教授/基盤科学研究系
先端エネルギー工学専攻/「先進ヒューマンモビリティ安全設計学」寄付講座/交通システム工学、安全性・信頼性工学、認証工学、リスク管理
http://www.l-transport.k.u-tokyo.ac.jp/mizlab/

略歴
1978年3月 東京大学 工学部 電子工学科卒業
1980年3月 東京大学 大学院工学系研究科 電気工学専門課程 修士課程修了
1984年3月 東京大学 大学院工学系研究科 電気工学専門課程 博士課程修了(工学博士)
1984年4月 運輸省(当時) 交通安全公害研究所 入所
2007年4月 独立行政法人 交通安全環境研究所 交通システム研究領域 領域長
2011年4月 独立行政法人 交通安全環境研究所 理事
2016年4月 独立行政法人 自動車技術総合機構 理事(国際・研究担当)
      東京大学 委嘱教授(兼任)
2016年10月より現職
      独立行政法人 自動車技術総合機構 非常勤理事(企画・検査担当)(兼任)
教育活動
大学院:交通システム工学
研究活動
1)安全性、信頼性評価法の標準化の研究
 交通システムの安全性、信頼性を評価する手法について、RAMS(Reliability, Availability, Maintainability, Safety)を考慮した国際規格に準拠した評価手法を研究し、その手法に則り、実際のシステム、機器に関する安全性、信頼性評価を実施して、その有効性を検証する。その上で、評価法の国際標準化に関する検討を行っている。


国際標準に則った安全性評価の例


2) 認証工学に関する研究
 技術、製品が国際規格に適合していることを証明することを、認証と呼ぶが、その認証方法を工学的に検討し、標準的な認証手法を確立させ、メーカ等が海外に輸出する際に必要な認証手続きを標準化、統一化させるための研究を行っている。


認証に関する仕組み


3) 自動走行システムに係る通信セキュリティの評価方法の研究と国際標準化の促進
 国が進めている、SIP(戦略的イノベーションプログラム) 内の自動運転プロジェクトへの参画や、現在、開発が行われている無線式列車制御システム開発プロジェクトへの参画を通じて、通信セキュリティの評価方法を確立させるとともに、国際標準化に関する検討を行っている。


先進自動運転バスART(Advanced Rapid Transit)の開発


4) 新しい交通システムに関する開発と評価法に関する研究
 交通システムは、車両の支持、案内、駆動を行うことにより成立しているが、その方法を組み合わせることにより、様々な交通システムが考えられる。例えば、車両の支持・案内を、高温超電導で行い、駆動をリニアモータで行う方法を組み合わせると、新しい交通システムとなる。このような、支持、案内、駆動の方法を組み合わせた新しい交通システムのコンセプト開発を産学の共同で行い、実験によりその有効性を検証するとともに、評価法も検討している。


[文献]
(なし)
その他
電気学会、信頼性学会
IEC/TC9、国内委員会委員、国土交通省・青函共用走行区間技術検討 WG 委員、軌間可変技術評価委員会 委員、日本地下鉄協会・リニアメトロ研究委員会 委員、リニア地下鉄 軌道・車両境界領域技術検討会 委員長、エコレールラインプロジェクト 委員会 副委員長、地下鉄における運転方式の課題と対応策に関する調査検討委員会 副委員長、電気学会 交通・電気鉄道技術委員長(2001/4〜2006/12)、日本信頼性学会 副会長(2012/6〜2014/6)、会長(2014/6〜2016/6)、顧問(2016.6〜現在)
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将来計画
 本研究室では、実際の産業界(メーカー)と連動して、海外展開技術、システムに関する安全性評価、認証に係る業務を共同で遂行すると共に、試験線等での試験を通じて、最新の実技術、システムに関する知見を習得できる。
教員からのメッセージ
自動運転を含む先進交通システムの評価法の研究は、少子高齢化の日本を救うキーワードです。ぜひ一緒に未来の交通システムを創造していきましょう。

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