spacer


北沢 猛 きたざわ たける/教授/環境学研究系
社会文化環境学専攻/空間計画管理/空間計画学
http://web.mac.com/kitazawatakeru/ http://kitalabo.exblog.jp/ http://ud.t.u-tokyo.ac.jp/kitazawa-labo/  http://www.udck.jp/

略歴
1977年3月東京大学工学部都市工学科卒業
1977年4月横浜市企画調整局 都市デザイン・チーム
1984年6月横浜市都市計画局 都市デザイン室係長
1994年7月横浜市建築局 技術管理担当課長 兼 企画局技術審査担当課長
1995年6月横浜市都市計画局 都市デザイン室長
1997年4月東京大学大学院助教授 工学系研究科都市工学専攻都市デザイン研究室
2005年7月東京大学大学院教授 新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻空間計画研究室(工学系研究科・工学部兼坦)
2002年6月〜現在 横浜市参与(兼職)
2003年12月〜現在 京都府参与(兼職)
2006年6月〜現在 千葉県参与(柏の葉国際キャンパスタウン担当/兼職)
2006年10月〜現在 UDCK柏の葉アーバンデザインセンター長
2008年4月〜現在 UDCY横浜アーバンデザイン研究機構代表
教育活動
大学院:空間計画学,空間計画学演習、環境デザイン統合教育プログラム,都市デザインスタジオ,都市設計特論(工学系研究科),都市プロジェクト演習第3+第4(工学系研究科)
工学部都市工学科:都市デザイン概論,都市工学設計製図,都市工学演習,都市工学輪講
研究活動
1:都市政策と都市デザインの実践と検証(1977〜現在):
日本における先端的かつ実績のある都市デザインの実践的な方法を考案し横浜市において実践し検証してきた。これにより2006年3月には「横浜市における一連の都市デザイン」として日本土木学会よりデザイン特別賞を受賞。2006年10月「横浜市の一連の都市デザイン」によりグッドデザイン賞金賞を受賞。
2:アメリカの都市再生と効果に関する研究(1997〜2002):
都市デザインによる都心再生に関して、目標や方法、主体に関する比較研究を行った。
3:農村や地方都市の小単位による再生に関する実験と研究(1997〜現在):
岩手県北部地域(大野村・カシオペア連邦広域連合),東京都千代田区,福島県喜多方市/田村市、京都府舞鶴市などの地域において住民と共同による実験的な地域再生プログラムを開発してきた。再生効果に対して2005年12月には,大野村地域づくり功労者表彰,2006年3月には千代田区より表彰を受けた。
4:空間モデルに関する研究(1997〜現在):
空間の計画やデザインに関する新たなモデルの研究。2000年に台湾首都広場国際競技設計において「漸進的な空間形成」を提唱して入賞する。2004年に中国西安新都市計画国際競技設計において「亜細亜型空間モデル」を提案して最優秀書を受賞した。
5.空間の形成方策に関する研究(1997年〜現在):
都市空間を改善する制度設計の原理として,誘導方策に注目して,横浜市環境設計制度などの制度設計を行ってきた。その実際を分析して「多層的な空間形成方策」を考察,博士論文(工学・東京大学)にまとめた。
6.持続的な都市開発に関する研究(2002年〜現在):
東京大学21世紀COE「都市空間の持続的再生学の創出」において,京浜工業地帯の問題について,大学内外の研究者、横浜市と共同研究を進めてきた。持続性の高い都市構想を研究し政策提言すべく、横浜市とUDCY横浜アーバンデザイン研究機構、日産自動車などと連携して、都心臨海部の構想を進めている。
7.UDCアーバンデザインセンターに関する研究(2005年〜現在):
東京大学の周辺地域、約13平方キロメートルを対象に,千葉県・柏市・地域組織、千葉大学と地域連携型の都市研究を進めている。2006年に公民学連携の『UDCK柏の葉アーバンデザイン・センター』を開設し,2008年には『柏の葉国際キャンパスタウン構想』を策定した。2008年には『UDCY横浜アーバンデザイン研究機構』を設立したが、今後、UDCT福島田村地域デザインセンター、UDCKo郡山アーバンデザインセンターの設立を大学や民間、自治体と連携型のUDC設置と実践方の研究を行う。

Figure: UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)と柏の葉国際キャンパスタウン構想
[文献]
北沢猛「都市変容と空間計画」、『未来社会の設計ー横浜から環境空間計画を考えるー』、BanART1929、北沢猛編著(2008.3)
北沢猛「都市資源を生かす空間構想ー新しいアーバンデザインの展開」,『アーバンストックの持続再生 東大講義ノート』,pp92〜112,技報堂出版(2007.11)
北沢猛,遠藤新,野原卓:生活空間の構想計画〜大野村と東京大学の協働〜,季刊まちづくり,12号,pp.87〜99(2006年9月)
北沢猛:近代の都市構想に関する考察―変遷と意図―,近代美術,8号,2005.7
北沢猛:空間計画とその制度設計の構想,『成長主義を超えて−大都市はいま−』,日本経済評論社,(2005.5)
北沢猛:都市横浜のまちづくり=自由都市の構想,『横浜市改革エンジン』,東洋経済新報社,pp175-208(2005,1)
北沢猛:持続可能な地域デザイン,『自立と協働によるまちづくり戦略』,ぎょうせい,p151〜220,(2004.3)
北沢猛:ソフトなア−バンデザイン,『千代田まちづくりサポ−ト記録』,ぎょうせい,p100〜p112,(2004.3)
Takeru Kitazawa,Art polis as Regional Policy,Architecture through Communication, The Japan Foudation,p174-179 (2003.8)
北沢猛「多重コミュニティが支える市民社会,日端康雄・北沢猛編著『明日の都市づくり』,慶應義塾大学出版会,p39-52(2002,10)
北沢猛「参加と合意形成を促す分かりやすい計画過程」,日端康雄・北沢猛編著『明日の都市づくり』,慶應義塾大学出版会,p239-256(2002.10)
北沢猛「空間ビジョンと実現の戦略そして組織」,北沢猛編著『都市のデザインマネジメント-新しい公共体が再編するアメリカ諸都市』,学芸出版,p205-235(2002.10)
その他
日本都市計画学会+日本建築学会+日本住宅学会会員
NPO法人アーバンデザイン研究体理事長+横浜まちづくり倶楽部副会長+横浜市歴史的遺産調査会委員
spacer
将来計画
空間計画研究室(北沢研究室)では,「都市デザイン」及び「都市構想と空間政策」に関する理論と実践的方法が研究の主軸である。空間の機能や特性を,歴史や風景,生活や産業の活動から総合的に把握することを考えている。今後のテーマとしては,地方中小都市の再生、工業地帯(ブラウンフィールド問題)、周縁地域(グリーンフィールド問題)の研究を通して,次世代都市の空間を構想計画していく予定である。自治体や地域との連携による政策や事業制度に参与し,日本固有の空間に立脚した柔軟性の高い空間モデルを考案していく。
教員からのメッセージ
環境は多様な研究分野や専門領域,行政や政治の連携や統合,融合があって,創造され保全されるものであります。高い理念と広い視野,そして自分にしかできない専門をもつことを期待しています。
top