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藤嶋 翔太 ふじしま しょうた/講師/環境学研究系
社会文化環境学専攻/空間環境情報学協力講座/都市・地域経済学,進化ゲーム理論
http://sfujishima.main.jp/

略歴
2005年3月東京外国語大学外国語学部英語専攻卒業
2007年3月東京大学大学院経済学研究科修士課程修了(経済学修士)
2013年5月ワシントン大学セントルイス経済学部Ph.D.プログラム修了(Ph.D. in Economics)
2013年4月より現職
教育活動
大学院:都市・地域経済分析演習,社会文化環境学概論
公共政策大学院:Transportation Policy,都市地域政策
横浜国立大学経済学部:公共経済学
研究活動
都市混雑問題のための情報効率的なスキームの設計
交通混雑や環境汚染は都市が抱える重要な問題であり、課税による交通量や汚染量の抑制は1つの有効な政策である。しかし、例えば交通混雑の場合、最適な税額を課すためには渋滞による時間損失の経済価値を把握する必要があるが、それは人々の時間価値などの私的情報(政府が知りえない情報)に依存する。そこで、本プロジェクトでは最適な税額をいきなり課そうとするのではなく、徐々に最適な税額に向けて調整していくスキームを考える。具体的には政府は毎期、課金に対する人々の反応を見ながら最適な税額を設定するために必要な情報を蓄積していくことで税額を調整していく。このようなスキームを実行するためには詳細な空間データ(例えば交通混雑の場合は毎期変化していく交通量分布)が必要であり、工学や計算機科学など他分野の専門家とも共同して、現実の政策として活用する上での技術的な側面に関しても考察していきたい。

経済成長と都市集積
経済成長は人口の空間分布のダイナミックな変化と密接に関連している。例えば、経済発展の初期では大規模な都市集積が起こり高い経済成長が達成されるものの、後期では交通混雑や環境汚染などから逃れるため人口が分散するといった現象が様々な国において見られる。しかし、これまでの都市成長に関する研究ではほとんどの場合、人口の空間分布が時間を通じて一定なケースに焦点が絞られてきた。そこで本プロジェクトでは、経済成長と都市集積のダイナミックな関係を扱える都市成長モデルを構築し分析を行う。
[文献]
1) Fujishima, S. (2013), "Growth, Agglomeration, and Urban Congestion," Journal of Economic Dynamics and Control, 37, 1168-1181.
2) Fujishima, S. (2013), "Evolutionary Implementation of Optimal City Size Distributions," Regional Science and Urban Economics, 43, 404-410.
その他
日本経済学会,応用地域学会,Econometric Society.
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将来計画
空間データを用いた空間経済モデルの推定など、理論・実証両面からの分析を重視していきたいと考えています.
教員からのメッセージ
新領域創成科学研究科には,様々な分野から優秀な人材(教員+学生)が集まっています.その人的資源を最大限に活用してください.
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