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坂東 茂 ばんどう しげる/客員准教授/環境学研究系
人間環境学専攻/グローバルエネルギー工学講座/デマンドレスポンスのフィージビリティスタディ
http://www.ges.k.u-tokyo.ac.jp/

略歴
2000年3月:東京大学工学部産業機械工学科卒業
2005年3月:東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻博士課程修了(博士(環境学))
2005年4月:東京大学大学院工学系研究科寄付講座教員
2008年4月:東京大学大学院工学系研究科特任講師
2010年4月−現在:電力中央研究所主任研究員
2015年1月−現在:東京大学大学院新領域創成科学研究科客員准教授
教育活動
大学院:環境経済学
工学部機械工学科:環境・エネルギー戦略論
研究活動
デマンドレスポンスのフィージビリティスタディ:
電力系統では、需要と供給のバランスを保つ仕組みが必要ですが、太陽光発電や風力発電など、出力予測の難しい再生可能エネルギーを大量に導入すると、系統全体で現在よりもバランスを保つ要素を多く持つ必要があります。その際、電力消費を伴う需要側機器を用いた需給調整を行うことをデマンドレスポンスといい、海外における事例調査1)や、日本で適用した場合の技術的ポテンシャルの検討2), 3)や、経済的導入可能性を評価すること参考資料4)を研究テーマとしています。
[文献]
1) 坂東茂, 浅野浩志, 金田章宏, 中野忠幸: "米国におけるアンシラリーサービス供給のための需要側資源の活用動向", 電力中央研究所報告(Y14011), (2015).
2) 菊池広典, 浅野浩志, 坂東茂: "再生可能エネルギー電源大量連系時の業務用空調機電力制御による負荷周波数制御", 電気学会電力・エネルギー部門誌, Vol.135(4), 233-240 (2015).
3) 高橋雅仁, 上野剛, 坂東茂, 黒崎淳, 小柳隆, 野間節: "オフィスビルを対象にした夏季および冬季のデマンドレスポンス制御の実証試験 -需要削減効果と執務者の受容性の分析-", 電気学会電力・エネルギー部門誌, Vol.134(8), 702-715 (2014).
4) 山本博巳, 坂東茂, 杉山昌広, 渡邊裕美子: "マルチモード電源構成モデルによる太陽光・風力発電導入時の発電システムの評価", 電気学会電力・エネルギー部門誌, Vol.134(9), 799-810 (2014).
その他
電気学会、日本機械学会、エネルギー・資源学会、日本エネルギー学会、CIGRE各会員。
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将来計画
電力系統に接続する再生可能エネルギーの導入率が上がっていくと共に、起こる現象とその要因は変化します。一方で、巨大なシステムを対象としているため、新しい技術の導入についてはリードタイムも無視できません。将来を見越した最適な対応策とはどのようなものになるのか?という課題に取り組んで行きたいと思います。
教員からのメッセージ
研究を通して本当に明らかにしたいことは何か?アプローチ方法は現在の方法で最適か?研究が進み始めた後でも、常に意識しておいてください。変化を恐れず、変革のチャンスと捉えて、粘り強く頑張っていきましょう。

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