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前田 瑞夫 まえだ みずお/教授/基盤科学研究系
物質系専攻/物質科学連携講座/
http://www.riken.jp/lab-www/bioengineering/

略歴
1978年3月東京大学工学部合成化学科卒業
1983年3月東京大学大学院工学系研究科合成化学専攻博士課程修了(工学博士)
1983年4月東京大学工学部合成化学科助手
1988年2月九州大学工学部合成化学科助教授
1995年10月九州大学工学部応用物質化学科教授
2001年4月理化学研究所主任研究員
2006年4月東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻物質科学連携講座教授(兼務)
教育活動
生体工学特論(九州大学)
研究活動
タンパク質や核酸などの生体成分がもつ優れた機能を工学的に利用するために、人工材料との融合ならびにその応用を進めています。バイオ成分を融合した新物質・新材料の創製を基礎に、バイオ計測の新原理・新手法の開発ならびに生命プロセスの人工的制御に関する研究を行い、環境科学、生命科学、医用工学などへ応用することを目指しています。現在、取り組んでいる主なテーマとして、(1)DNA融合ナノ粒子を用いる精密遺伝子診断、(2)マイクロチップによる簡易・迅速診断、(3)光応答性細胞培養基板の開発と細胞バイオセンサへの応用、(4)機能性ポリアミノ酸を合成する酵素の研究、(5)分子シャペロンの機能解析と応用、などがあります。これらのテーマに共通するポリシーは、ナノ領域においてバイオ分子からなる界面を制御し、新たな機能を生み出すことにあります。
[文献]
1) "Surface plasmon resonance imaging on a microchip for detection of DNA-modified gold nanoprticles deposited onto the surface in a non-cross-linking configuration", Y. Sato, K. Sato, K. Hosokawa, and M. Maeda, Anal. Biochem., 355, 125-131 (2006).
2) "Detection of single-base mutation by affinity capillary electrophoresis using a DNA-polyacrylamide conjugate", K. Sato, A. Inoue, K. Hosokawa, and M. Maeda, Electrophoresis, 26, 3076-3080 (2005).
3) "Photoactivation of a Substrate for Cell Adhesion under Standard Fluorescence Microscopes", J. Nakanishi, Y. Kikuchi, T. Takarada, H. Nakayama, K. Yamaguchi, and M. Maeda, J. Am. Chem. Soc., 126, 16314-16315 (2004).
4) "Rapid aggregation of gold nanoparticles induced by non-cross-linking DNA hybridization", K. Sato, K. Hosokawa, and M. Maeda, J. Am. Chem. Soc., 125, 8102-8103 (2003).
その他
所属学会:日本化学会、高分子学会、日本分析化学会、日本バイオマテリアル学会(理事)、環境科学会、日本膜学会、米国化学会
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将来計画
本研究室では最近、ナノ粒子を用いてDNAの構造を一塩基精度で見分ける方法を発明しました。従来の概念では説明できない新しい界面現象の発見を含むものとして国内外の注目を集めています。これを物理と化学の側面から明らかにするとともに、工学と生命科学の視点から新たな展開を目指します。
教員からのメッセージ
日本で唯一の公的な総合研究機関である理化学研究所において、新領域の意欲ある学生諸君に分野横断的な基礎研究を進める機会と場を提供したいと思っています。
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