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二瓶 美里 にへい みさと/講師/環境学研究系
人間環境学専攻/生活支援工学分野/生活支援技術
http://www.sl.t.u-tokyo.ac.jp/

略歴
2002年3月日本大学理工学研究科医療・福祉工学専攻修了
2002年4月日本大学理工学部精密機械工学科副手
2003年4月国立障害者リハビリテーションセンター研究所流動研究員
2005年5月早稲田大学大学院21世紀COEプログラム客員研究助手
2007年3月早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程生命理工学専攻修了(博士(工学))
2007年4月東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻助教
2013年2月東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻講師
2013年5月現職
教育活動
大学院:生活支援工学
工学部:福祉工学
研究活動
専門は、人間・生活支援工学、アクセシブルデザイン。人と支援機器の関わりを紐解き、工学の枠組みを超えて、生活や人生そのものを認知科学や社会学、心理学など様々な観点から総合的に検討し、真に人に役立つ機器や支援システムを提供することを目指しています。

1)生活環境・行動評価に関する研究
高齢者や認知症のある方の環境モニタリング評価、情報支援および行動支援技術に関する研究を行っている。

2)支援機器に関する技術開発や総合的評価に関する研究
高齢者や障害者の支援機器開発と評価。質的研究手法や社会科学的視点から研究を進め、支援機器開発の実践と開発設計の一般化を行っている。

3)高齢者の日常生活・移動に関する研究
高齢者や高齢ドライバの移動支援について、移動に関する支援機器の開発や軽度の認知障がいのある方の運転評価に関する研究などを行っている。



支援機器の評価関連
支援機器の評価関連



車椅子の操作系の開発関連
車椅子の操作系の開発関連



[文献]
1)M.Nihei, M.Kamata, A Survey of the Elderly in Regional Cities on their Attitudes toward Driving and Giving up Driving, J. of Mechanical Systems for Transportation and Logistics, 5-1, 98-109(2012)
2)M. Nihei, T. Inoue, M.G. Fujie, "Psychological influence of wheelchair on the elderly persons from qualitative research of daily living." Journal of Robotics and Mechatronics, 20(3), 641-649, 2008.
3) T.Inoue, M.Nihei, M.Shino, M.Kamata, et al, Field-based Development of an Informaiotn Support Robot for Persons with Dementia, J. on Technology and Disability, 24-4, 263-271(2012)

その他
日本機械学会、日本生活支援工学会、日本リハビリテーション工学協会、日本福祉のまちづくり学会、バイオメカニズム学会、日本早期認知症学会、日本転倒予防学会、IEEEなど
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将来計画
利用者が継続的に使用できる仕組みや制度を守る堅い仕事と、制度や枠にとらわれない新しい支援技術の研究の両立を目指しています。変化する時代の潮流と、そこに生きる人たちの利用者心理をとらえた新しい支援技術開発にむけて、人間の行動や運動・認知・心理特性の理解やヒューマンインタラクションの研究を通じて、フィールドベースの社会に役立つ豊かな人間社会のための課題解決に取り組みたいと考えています。
教員からのメッセージ
支援機器は、利用者の心理状況や周辺環境によってポジティブにもネガティブにも捉えられるものであり、人の生き方を映す鏡でもあります。一般製品にはそのような機器はめったにありません。その時代や社会が生み出す、生き方や障がい観を表したものだと言ってもよいでしょう。このように人や人の支援を対象とした研究は奥が深く、人生を豊かにしてくれるものでもあります。また、この分野は、大量生産ではなく、少量多品種の開発が求められる分野でもあり、それゆえ、技術開発や評価などの工学分野の貢献が必要不可欠です。そして、新しい発見や新しい価値を生み出すことも期待される分野です。ぜひ興味がある人は一緒に研究をしましょう。
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