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小松 幸生 こまつ こうせい/准教授/環境学研究系
自然環境学専攻/海洋資源環境学分野/海洋生態系変動力学
http://lmr.aori.u-tokyo.ac.jp/feog/kosei/index.html

略歴
1991年3月 気象大学校卒業
1996年3月 九州大学大学院総合理工学研究科博士後期課程修了(博士(理学))
1996年11月 九州大学応用力学研究所非常勤研究員
1997年4月 農林水産省水産庁中央水産研究所変動機構研究室研究員
2001年10月〜2002年10月 ドイツ連邦共和国マックス・プランク気象学研究所客員研究員 (文部科学省併任)
2007年11月 水産総合研究センター中央水産研究所海洋モデル研究グループ長
2008年4月 東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授、現在に至る
教育活動
大学院講義(主担当):大気海洋論、海洋生態系モデリング
大気海洋研究所海洋生物資源部門環境動態分野兼務准教授
大学院農学生命科学研究科水圏生物科学専攻兼務准教授

研究活動
(1)海洋生態系変動力学のモデル研究(1997〜現在):
 日本周辺海域を対象として、衛星海面高度を同化した海洋大循環モデルに現実的な生態系モデルを組み込んだ「3次元海洋データ同化低次生態系モデル」を世界で始めて開発し(文献1)、動植物プランクトンの変動機構、マアジやイワシ類資源量の変動機構(文献2)、エチゼンクラゲの大量出現機構(文献3)の解明に向けた研究に取り組んでいます。

エチゼンクラゲの来遊シミュレーション
エチゼンクラゲの来遊シミュレーション

(2)海洋水塊の分布・変質過程の観測研究(1998〜現在):
 海洋生態系の時空間変動機構に直接的な影響を及ぼす海洋表・中層の水塊の分布・変質過程について、船舶観測を実施して研究しています(文献4)。
[文献]
1)Komatsu, K., Matsukawa, Y., Nakata, K., Ichikawa, T., and Sasaki, K., 2007: Effect of advective processes on planktonic distribution in the Kuroshio region by a 3-D lower trophic model with data assimilated OGCM, Ecological Modeling, 202, 105-119.
2)Kasai, A., Komatsu, K., Sassa, C., and Konishi, Y., 2008: Transport and survival processes of eggs and larvae of jack mackerel (Trachurus japonicus) in the East China Sea. Fish. Science. 74, 8-18.
3)小松幸生,2007: 東シナ海における大型クラゲの回遊予測,日本水産学会第52回漁業懇話会報,14-18.
4)Komatsu, K., Hiroe, Y., Yasuda, I., Kawasaki, K., Joyce, T.M., and Bahr, F., 2004: Hydrographic structure and transport of the Kuroshio intermediate water south of Japan, Journal of Oceanography, 60, 487-503.
その他
日本海洋学会、水産海洋学会、米国地球物理学会(AGU)各会員。水産総合研究センター客員研究員。
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将来計画
海洋観測と数値シミュレーションの双方で最先端の研究手法を用いて、海面付近の数秒程度の変動から大気と連動した10年以上の規模の変動まで、様々な時空間スケールの海洋物理環境の変動が海洋生物の変動に与える影響の評価・予測とメカニズムの解明に取り組みます。
教員からのメッセージ
学びに妥協は無用です。とことん学び、考え抜いてください。
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