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鷹野 澄 たかの きよし/准教授/基盤科学研究系
複雑理工専攻/兼担教員(地震研究所)/情報地震学分野
http://wwweic.eri.u-tokyo.ac.jp/ITKyoshin/

略歴
1975年3月静岡大学工学部電気工学科卒業
1977年3月東京大学大学院工学系研究科電子工学修士課程修了
1980年3月東京大学大学院工学系研究科電子工学博士課程修了(工学博士)
1980年4月東京大学大型計算機センター助手
1983年6月東京大学地震研究所講師
1994年6月東京大学地震研究所助教授
教育活動
大学院理学系研究科地球惑星科学専攻:地震学ゼミ,情報処理実習
上智大学理工学部大学院電気電子工学科:情報システム論
研究活動
ITで人の命と暮らしを守る研究:
 大地震による災害を軽減する為には、普段から小さな地震の時に住宅や学校などの身近な場所の実際の揺れを調べて、その弱点を探り、効果的な耐震対策をすることが有効である.また、いざ大地震が発生したときでも、大きな揺れが来る前に地震発生情報を受けて、列車や大型機械などを緊急停止すれば災害軽減に有効である.このように、震災軽減の為には、最新のIT技術を活用した技術開発がますます重要となっている.このため以下のような研究テーマに取組んでいる.
1.建物や大型構造物を対象とした強震観測システムと構造物ヘルスモニタリングの研究.
2.学校や地域防災組織などを対象とした草の根型地震防災情報システムの研究開発.
3.地震観測データや震源情報などを安全に伝達する為の通信方式に関する研究.
4.首都圏の想定被害地震の強震動予測結果のデータベースや被害予測システムの研究.
5.気象庁の緊急地震速報の様々な場面での利活用システムの研究開発.
6.地震波形データの即時的解析手法に関する研究.
7.地震波形データのデータ圧縮手法に関する研究.
[文献]
1) 鷹野他、首都圏の強震動を解明する:首都圏強震動総合ネットワークとSeismic Kantoプロジェクト、震災予防、No.184,22-25,2002
2)Zhao Y., K.Takano, An Artificial Neural Network Approach for Broadband Seismic Phase Picking, Bull. Seism. Soc. Am., 89, 3, 670-680, 1999
3) 鷹野澄、地震予知のための情報ネットワーク、電子情報通信学会誌、79巻, 1号, 41-48,1996
4)Tsuboi,S., K.Abe, K.Takano and Y.Yamanaka, Rapid determination of Mw from broadband P waveforms, Bull. Seism. Soc. Am., 85, 2, 606-613, 1995
5)石田晴久・鷹野澄、OS/2(OSシリーズ5)、共立出版、1990
6) 纐纈一起・鷹野澄、MS-DOS(OSシリーズ4)、共立出版、1988
その他
地震学会、地震工学会、災害情報学会、電子情報通信学会、情報処理学会、IEEE各会員。
地震学会代議員(2005〜現在)、災害情報学会広報委員会委員(2005〜現在)等。
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将来計画
本研究室では、複雑な地震を正しく理解して、地震災害に対してITを用いて人の命と暮らしを守る
ためのしくみを提案しその実用化について研究をすすめていく予定である.
教員からのメッセージ
本研究室では、地震学の知識は研究室に入ってから学習できるので、まずは、地震や防災に興味があり、コンピュータには自信があるという方に向いている.
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