spacer


穴澤 活郎 あなざわ かつろう/准教授/環境学研究系
自然環境学専攻/陸域環境学講座/陸水圏の環境化学

略歴
1987年3月 東京工業大学理学部化学科卒業
1995年3月 東京工業大学理工学研究科化学専攻博士課程修了:博士(理学)
1995年4月 ニュージーランド・オ−クランド大学地熱研究所 研究員
1996年10月(株)アイ・イー・エー・ジャパン 研究員
1999年4月 東京大学新領域創成科学研究科環境学専攻修士課程
2000年1月 鹿児島大学理学部地球環境科学科 助手
2006年4月 鹿児島大学理学部地球環境科学科 助教授
2007年4月 鹿児島大学理学部地球環境科学科 准教授
2008年10月 東京大学新領域創成科学研究科自然環境学専攻 准教授
教育活動
環境化学(鹿児島大学理学部)
研究活動
火山岩中の揮発性成分の挙動(1988〜1996)
 本邦各地から得られた火山岩の主要成分と揮発性成分含有量に基づき、多変量解析による統計解析を実施した。その結果、沈み込み帯におけるマグマ揮発性成分の挙動は、マグマの分化過程による分配よりも、海水成分やマントル構成物といった各成分の供給源の寄与するところが大であることが判明した(文献1)。
火山地域における天然陸水の水質形成機構(1999〜):
 火山地域における陸水水質を支配する要因がケイ酸塩の風化反応であることを定量的に実証し、風化化学式から導かれる理論式で表流水の水質を予測することができた(文献2)。
[文献]
1) Anazawa, K. and Yoshida, M. (1996) Multivariate analysis of Japanese volcanic rocks: Volatile and major elements. Geochemical Journal, 30(6), 355-372.
2) Anazawa, K., Sakamoto, H. and Tomiyasu, T. (2007) Influence of ignimbrite on the chemistry of river water in Shirasu plateau, Japan. Hydrogeology Journal, 15, 409-417.
その他
日本地球化学会、日本分析化学会、環境情報科学センター、東京地学協会
spacer
将来計画
 人は自らの経験だけではなく、歴史から学ぶことができる唯一の動物です。私たちが水環境と良好な関係を築き上げていくためには、水環境と人間活動との歴史的な関係を考慮しなければなりません。水質と文化や産業との関連を、幅広くかつ詳細に調べていきたいと思います。
教員からのメッセージ
 天然事象はかけがえの無い偉大な先生です。この先生に謙虚に聞き従い、日々地道な研鑽を積み重ねて、理の奥義を頂きましょう。
top