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佐藤 淳 さとう じゅん/准教授/環境学研究系
社会文化環境学専攻/空間環境学講座/建築構造
http://junsato.k.u-tokyo.ac.jp

略歴

1993年3月 東京大学工学部建築学科卒業
1995年3月 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了
1995年4月〜1999年8月 (株)木村俊彦構造設計事務所
2000年1月〜2000年4月 東京大学工学部建築学科鋼構造研究室, 技術補佐員
2000年4月 佐藤淳構造設計事務所設立
2010年4月 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻, 特任准教授
2014年4月 東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学研究系社会文化環境学専攻, 准教授
教育活動

大学院:建築構造形態学, IEDP建築構造デザインスタジオ

工学部建築学科:建築構造計画概論, 設計製図

研究活動

多様な素材による多様な形態を扱う「構造設計法」の構築
建築の構造は、多様な素材による多様な形状が多様な工法でつくられ、多様な外乱を受けます。
図面化が困難なほど複雑な幾何学形状も操ります。
この複雑な対象物を設計する手法を構築することによって、「材料特性」「力学」「幾何学」「消費エネルギー」「職人技術」を生かした形態を実現することができるようになります。
全てを知ることはできない中で、限られた検証で安全性を判断する「エンジニアリングの手法」を示すことにもなります。
こうして構造形態が多様性を増し、環境を制御する要素としても機能させられるようになると、構造要素を「フィルター」として設計することにも繋がります。
その活動内容として、次の項目が挙げられます。
 ・力学を制御する構造設計法の構築
 ・幾何学を制御する形状設計法の構築
 ・ワークショップ規模での実践
具体的なアプローチとして、次のような研究、設計活動を行っています。
 ・透明材料からのアプローチ
   ステンドグラス状構造の設計法
   
ステンドグラス状構造の試験体
ステンドグラス状構造の試験体



   ガラス,アクリル構造の実践
   板ガラス溶着法の開発
   塊状のガラスを実用的に製造する方法とそれを用いた構造形態
 ・溶接技術と座屈の制御によるメッシュ状の鉄骨造からのアプローチ
   

"はこだて未来大学研究棟" スチールメッシュ構造



 ・メッシュ状の木組からのアプローチ
   

"Sunny Hills Japan" 複雑な木組の構造



 ・その他材料からのアプローチ
   有効銅板を銅製パイプで補剛した耐震パネルの設計法
 ・立体架構の座屈性状を考慮した塑性ヒンジのモデル化
 ・立体骨組の座屈固有値問題の縮約
 ・手動形態解析によるアプローチ
   複数の荷重パターンに対する安全率の総合評価に着目する手法
   吸収エネルギー分布に着目する手法
 ・図面化が困難なほど複雑な形状からのアプローチ
   集積形態,自由曲面,多面体
   

"アイ・キューブ" キューブを集積した形態



   充填問題(Packing, Tiling, Paneling)
 ・ワークショップ規模の架構に現れる形態
   飛び出す絵本構造
   膜テンセグリティ
   3次元テンセグリティ
   分岐膜構造
   和紙を使った「ねぶた構造」
   超強化+超薄板ガラスの構造
 ・ワークショップ規模の架構の材料調達,スタディ,製作,建方を数日間で実践する手法の構築
[文献]

MARK #54, Exacting Structures, Netherlands, 2015
地球マテリアルブック, 日本科学未来館, 2011
挑戦する構造, 建築画報, No.344, 2011
佐藤淳構造設計事務所のアイテム, LIXIL出版, 2010
GLASSBLOCK and ARCHITECTURE, Crystal Brick

House 掲載, Alinea Editrice, Italy, 2010
建築の構造設計-そのあるべき姿, 日本建築学会, 2010
20XX年の建築原理へ,LIXIL出版,2009年
ヴィヴィッド・テクノロジー, 学芸出版社, 2007
その他

佐藤淳構造設計事務所としての構造設計活動
日本建築学会(AIJ)委員
日本建築構造技術者協会(JSCA)委員
東日本大震災支援活動
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将来計画

教員からのメッセージ

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