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森川 博之 もりかわ ひろゆき/教授/基盤科学研究系
基盤情報学専攻/高度情報ネットワーク学講座/情報通信工学分野
http://www.mlab.t.u-tokyo.ac.jp/

略歴
1987年3月 東京大学工学部電子工学科卒業
1992年3月 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了
1992年4月 東京大学工学部助手
1993年4月 東京大学工学部講師
1997年4月 東京大学大学院工学系研究科助教授
1997年4月〜1998年3月 コロンビア大学客員助教授
1999年4月 東京大学大学院新領域創成科学研究科助教授
2006年11月 東京大学大学院工学系研究科教授
2007年4月 東京大学先端科学技術研究センター教授
教育活動
大学院:符号理論
工学部:無線通信応用工学,電気工学通論II
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Figure: 
研究活動
ユビキタスネットワーク/コンピューティング,新世代インターネット,モバイルインターネット/コンピューティングなどに関する研究を進めています.インターネットや携帯電話の爆発的な発展によって情報通信のパラダイムがグローバルに転換しつつある中で,革新的な新世代ネットワークコンピューティング情報基盤の確立を目指すことが目的です.研究においては,次世代の「キラーアプリケーション」を考慮に入れながら基盤技術の開発を進めていくとともに,「Proof of Concepts」プロトタイプの構築をも目指しています.
■ビジョン: 「3C everywhere」と「超環境」
将来のネットワーク環境として,“3C Everywhere”と“超環境”からなる世界を想定しています.“3C Everywhere”は,すべてのオブジェクトにプロセッサが組み込まれる“computing everywhere”,ファイル,データ,アプリケーションソフトウエアなどがネットワークに偏在する“content everywhere”,すべてのオブジェクトがさまざまなネットワークを介してネットワークに常時接続される“connectivity everywhere”から構成されます.これに対して,“超環境”は,コンピュータ世界と人々の棲む実世界とが密接に協調し合う環境です.このような“3C everywhere”と“超環境”な世界において,情報,デバイス,さらには他の人々との協調を容易なものとし,人類の知的活動を支援する情報基盤/インフラストラクチャの構築がゴールとなります.
■AMLスタイル
研究室のイベントとして大きなものは,7月に行われる電気系学科公開と秋に開催しているスポンサー企業向けのAMLフォーラム(2005年度の参加者は150名程度)であり,これらのイベントにおけるデモ展示が研究生活の一つの節目となっています.積極的に外部機関と連携するとともに,泊り込み合宿なども適宜行いながら,鋭意研究を進めています.
■研究テーマ
“3C everywhere”,“超環境”な世界における情報基盤/インフラストラクチャの構築に向けて,現在のネットワークアーキテクチャを再度根本から捉え直し,新たなるフレームワークを構築することを目指しています.また,革新的な次次世代ネットワークの利用技術,コンピューティング環境のあり方の示唆に向け,「新しいネットアーキテクチャの開発」「革新的なアプリケーションプロトタイプのデモ」といった両面から研究開発を進めています.具体的には,
 ・ユビキタスネットワーク
 ・センサネットワーク
 ・モバイルインターネット
 ・フォトニックインターネット
の4つのグループが,柏キャンパス,本郷キャンパス,秋葉原ダイビル,YRPベンチャー棟(横須賀)などに構築を進めているユビキタス実験環境を有機的に利用しながら研究を行っています.また,革新的な新世代ネットワークを企業や海外の研究者と共同して実環境で実証研究するため,海外,国内を問わず種々の大学,機関,企業等と積極的に交流してさまざまな研究プロジェクトを進め,最も先端的なネットワーキング技術の研究を行っています.研究内容の詳細などは研究室ウェブページを参照してください.
■共同研究プロジェクト
ユビキタスネットワーク・センサネットワーク
 ・日本学術振興会未来開拓推進事業(99-03)
 ・総務省受託研究(03-07)
モバイルインターネット
 ・総務省戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE) (04-06)
 ・情報通信研究機構モバイルネットワークグループ グループリーダ
フォトニックネットワーク
 ・情報通信研究機構受託研究 (01-05)
 ・情報通信研究機構受託研究(06-10)

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Figure: 上段左から:ルータラック,無線センサデバイスPAVENET,コラボレーショングリッドAccessGrid,無給電無線センサデバイスSolarBiscuit,秋葉原ダイビルラボ下段左から:室内測位システムDolphin,STONE実証実験ルーム,木を基調にした実証実験機能を有する柏キャンパス研究室,秋葉原ダイビルラボ
[文献]
その他
【社会活動】
総務省情報通信技術審議会専門委員
国土交通省交通政策審議会専門委員
国土交通省社会資本整備審議会臨時委員
ユビキタスネットワークフォーラムセンサネットワーク部会長
情報通信研究機構無線通信部門モバイルネットワークグループリーダ
【学会活動】
電子情報通信学会編集理事
電子情報通信学会通信ソサイエティ総務幹事
電子情報通信学会情報ネットワーク研究会副委員長
電子情報通信学会実空間指向ユビキタスネットワーク研究会副委員長等
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将来計画
 将来のネットワーク形態として,我々は,ネットワーク接続された膨大な数のプロセッサが我々の周囲に存在するような世界,すなわち現在のネットワーク端末のみならず,家電,時計,屋内外のセンサー,ライト,家具までもがネットワーク接続される世界を想定しています.すべての「モノ」がネットワークに接続されるようになると,現在とは全く異なる新たなネットワーク世界が開かれることになると思われます. このような観点から,将来のネットワーク社会はどうあるべきか,将来のネットワークを構築するにあたっての基盤技術は何か,といった点について明確な指針を与えることを目指しています.  新領域創成科学研究科は,さまざまな分野の教官が集まっているユニークな場所ですので,他分野のグループと共同・協力しながら次世代ネットワークアーキテクチャならびにアプリケーションを構築していきたいと考えています.
教員からのメッセージ
 技術的・肉体的労苦と愉悦から精神的輝きを得ることができれば素晴らしいと思います.また,人間というものは垂直に立っているときと平行に寝ているときとで趣味思考も異なってくるそうですから,たまには横になるのも良いのでは... インターネットや携帯電話がここまで普及するとは数年前まで多くの人が予想さえしていなかったことからもわかるように,ネットワーク研究は柔軟な発想が求められています.しなやかな若い発想で一緒に革新的なネットワーク技術やアプリケーションを開発していきましょう.Making the Vision a Reality!
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