|
緑色蛍光タンパク質(GFP)を発見した下村博士のノーベル化学賞受賞に象徴されるように、見えないものを可視化することはさまざまな研究分野において重要なテーマであり、科学の領域でしばしば大きなブレークスルーとなってきました。とりわけ生命科学の分野においては、分子・原子レベルで起こる反応を一つの切り口として、生命反応の時・空間的に変化する膨大な情報を適切な処理によってイメージング化し、細胞あるいは組織・個体の反応、さらには行動などのマクロな事象を理解することが求められています。本研究科で行なわれているさまざまな研究教育において、イメージング技術を組み入れた専攻や研究系間の融合研究を推進するとともに、新規の技術を自ら創造しそれに基づく革新的な研究成果を挙げることを目指し、本年4月にバイオイメージングセンターが設置されました。本センターでは、バイオイメージング設備の利用促進を図り、新しい機器の開発などを通じて萌芽的研究を育成し、その成果を世界に発信して行きます。また、全学的な連携や学外諸研究機関との共同研究の支援を行いつつ分野横断的な研究を先導し、広い視野をもつ人材の育成にも努めてゆきます。

|