新領域創成科学研究科 物質系専攻【東京大学大学院】Department of Advanced Materials Science, School of Frontier Sciences, The University of Tokyo

研究室紹介

三輪 真嗣 准教授 研究室

物質科学協力講座(物性研究所) [量子物質]

三輪 真嗣 准教授 研究室

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TEL : 04-7136-3300 e-mail: miwa@issp.u-tokyo.ac.jp


「面白いと思えること」このシンプルな気持ちが
今までなかったモノの発見や
新しい物質を作っていくことに繋がっていきます。

大学で勉強した教科書の枠を外れて「世界で一番初め」を自分で作ることが大学院での研究です。 私が学生の当時、スピントロニクスの研究は走りでしたが、今まで流したことのない物質にスピンを流すことで多くの発見がありました。 スピントロニクスでは今でも数多くの発見があり、とても面白いので形を変えながら今も続けています。 自分が発見した新しいことは、最初はあやふやで他人にはわかりにくいものです。 けれどその内容を、相手にわかるようにきちんと伝えることが大事です。相手が理解してくれないと、本当の意味での発見とはいえないと思っています。 大切なのはどんなことでも謙虚な気持ちで一生懸命にやること。必要な知識をどのように得るか、そしてどのように知識を使うかが分かれば、専門に関わらずどこでも使える能力になります。

私の恩師は「周りの人を幸せにしたい」という気持ちで一緒に頑張ってくれる先生でした。それを引き継いで、私も大学院生やスタッフにとっていい環境を作っていきたいと思っています。

物質系専攻を志す学生へ

研究では教科書に書いてあるような世の中で知られていることは行いません。未だに誰もやっていないことを世界に先駆けて実施し、発表することにより世の中を動かすことが研究の目的であるためです。 私たちの研究室では原子層成長技術を利用した新物質・材料薄膜デバイスを学生さん自身が作製し、新しい物の性質を発見し、論文や国際学会等で発表することを大事にしています。 私たちの研究は基礎的側面を多く持ちながら、実際の応用にもつながるものです。従って学問の世界と産業界の両方に触れ、視野を広げることができます。新物質・材料薄膜デバイスを用いた量子スピントロニクスの研究を物質系専攻で一緒にやりましょう。

三輪 真嗣 准教授 顔写真

プロフィール

三輪 真嗣 准教授 [Associate Professor Shinji Miwa]

  • 2005年 大阪大学 基礎工学部 電子物理科学科 卒業
  • 2007年 大阪大学 大学院基礎工学研究科
    物質創成専攻 修士課程修了
  • 2007年 トヨタ自動車株式会社
  • 2011年 大阪大学 大学院基礎工学研究科 助教
  • 2013年 大阪大学より論文にて博士(工学)取得
  • 2016年 大阪大学 大学院基礎工学研究科 准教授
  • 2018年 東京大学 物性研究所 准教授(現職)

研究室紹介動画及び入試説明会動画

研究室紹介動画 三輪准教授 サムネイル

三輪准教授 研究室紹介動画

平成31年度入試説明会 三輪准教授 研究室 サムネイル

平成31年度入試説明会 三輪准教授 研究室

研究紹介

研究室の様子

物理学研究の面白さのひとつに新物質・材料創成があります。私たちは半導体工学の超高真空薄膜成長技術を金属や絶縁体・有機分子に拡張し、高品質かつ特徴的なナノ構造を有する新物質・材料薄膜を作製します。 特にナノの世界では電子の自転角運動量に相当する「スピン」の性質が顕著に現れることに着目し、金属多層膜・有機分子超薄膜・トポロジカル量子物質を組み合わせて様々な量子スピントロニクス現象を示す新物質・材料薄膜デバイスを創成します。 新たな物性(物の性質)を見つけ、電子デバイス材料として機能化し、応用に供することが研究目的です。

研究紹介

先輩からのメッセージ

河辺 健志 さん

河辺 健志 さん [Takeshi Kawabe]

三輪先生はスピントロニクス分野の最前線で活躍されています。学生への研究アドバイスでは、学生本人が成長できるようにそれぞれに合った的確なコメントを下さります。

辛口のコメントを頂くこともありますが、常に学生のことを最優先に考えているのがわかり、毎日が非常に有意義です。研究室の学生は自分のペースで研究を行うことができ、研究の難しさを味わいつつも楽しみながら研究しています。

物質系専攻を志す方へ

河辺 健志 さん

研究・実験はうまくいかないことも多々あります。それでも試行錯誤の上、新しいことがわかった瞬間の喜び・興奮は研究でしか味わえないものです。みなさんも三輪研究室で研究への一歩を踏み出しましょう。