新領域創成科学研究科 物質系専攻【東京大学大学院】Department of Advanced Materials Science, School of Frontier Sciences, The University of Tokyo

研究室紹介

川合 眞紀 教授・高木 紀明 准教授 研究室

新物質・界面科学講座 [ヘテロ構造新機能物質学]

川合 真紀 教授・高木 紀明 准教授 研究室

研究室へのお問い合わせ

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TEL : 04-7136-3787(川合) TEL : 04-7136-3786(高木) FAX : 04-7136-3792
e-mail: maki@k.u-tokyo.ac.jp(川合)、n-takagi@k.u-tokyo.ac.jp(高木)


いつかは私たちを超えていく学生を育てています。
勇気づけ、ポテンシャルを引き出す、
そんな存在でありたい。

記憶に残るドラマチックなきっかけはありません(川合)、天の邪鬼なので人と反対方向に進んできたら今になりました(高木)というユニークな二人の研究室です。1980年代に走査トンネル顕微鏡が発明されて、実空間を直接観察できるようになり、昔年の課題が解決できると感じました。トンネル顕微鏡を使って、原子や分子を一つずつ摘まんで分析・操作することで、物質の新しい側面を露にすることができます。

自然界では不均一な場が大きな機能を発揮することが多々あります。宇宙進化の初期問題でもある水素分子の生成、現在の環境問題のひとつであるオゾンホール問題など、その現象の理解や制御に、表面・界面の研究が役に立っています。

物質系専攻を志す学生へ

物質を理解すること、新しい物性(物質の機能)を作り出すこと、そしてその機能を社会のニーズに展開すること、いずれも人類の未来につながる科学の貢献でしょう。地道な作業の繰り返しの中に、時々人の閃きが新しい道を拓きます。科学の楽しさを物質系専攻で満喫してください。ナノの世界の神秘を一緒に切り開きましょう。

川合 真紀 教授 顔写真

プロフィール

川合 眞紀 教授 [Professor Maki Kawai]

  • 1975 東京大学理学部化学科卒
  • 1980 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)
  • 1980-1985 博士研究員を歴任
    (理化学研究所、日本学術振興会、大阪工業試験所(当時)、大阪ガス(株))
  • 1985 理化学研究所研究員
  • 1988 東京工業大学客員教授(寄附研究部門担当)
  • 1991 理化学研究所主任研究員
  • 2004 東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻教授
  • 2010 理化学研究所理事

高木 紀明 准教授 顔写真

プロフィール

高木 紀明 准教授 [Associate Professor Noriaki Takagi]

  • 1988 京都大学理学部卒業
  • 1990 京都大学大学院理学研究科修士課程修了
  • 1993 京都大学大学院理学研究科修了(理学博士)
  • 1993 理化学研究所奨励研究生
  • 1993 京都大学大学院理学研究科助手
  • 1999 総合研究大学院大学先導科学研究科助教授
  • 2004 分子科学研究所電子構造研究部門客員助教授(~2006)
  • 2004 東京大学新領域創成科学研究科助教授
  • 2007 東京大学新領域創成科学研究科准教授

研究室紹介動画及び入試説明会動画

研究室紹介動画 川合眞紀 教授・高木紀明 准教授 サムネイル

川合眞紀 教授・高木紀明 准教授 研究室紹介動画

平成27年度入試説明会 川合眞紀 教授・高木紀明 准教授研究室 サムネイル

平成27年度入試説明会 川合眞紀 教授・高木紀明 准教授研究室

研究紹介

研究室の様子

表面では、私たちが慣れ親しんだバルクの性質とは大きく異なる物性を多数見ることができます。私たちは、表面に形成される低次元ナノ構造の物性および、固体表面における化学反応に関して、局所プローブを用いた表面解析手法を駆使し研究を行っています。近年は特に、ナノメートル領域の新規機能発現に着目し、金属表面における単一分子の振動励起とそれに伴う化学反応、分子個々の伝導性、金属原子のナノワイヤーを作製しその物性を探索する研究などを走査トンネル顕微鏡や光電子分光法を用いて行っています。また固体表面に形成した氷表面などのソフトマテリアルに関する研究にも着目しています。

研究室の様子

先輩からのメッセージ

太田奈緒香 さん

太田奈緒香 さん [Naoka Ohta]

川合先生は、化学に対する熱意にあふれた方です。深い知識と経験に裏打ちされた鋭いご視点で、議論の際には常に的を射たコメントをいただけます。人間的にも、とても暖かい魅力的な方です。研究では、表面をじっくり観察して初めて分かることが沢山あるということに気が付きました。この知識が将来、電気工学や化学反応などの発展に貢献するだろうと感じています。身近な物質が示す多様な振る舞いを一緒に研究しましょう。表面上での原子や分子の物性に興味がある方はぜひ川合・高木研へおこしください。


平岡 諒一 さん

平岡 諒一 さん [Ryouichi Hiraoka]

気さくな人柄で、話しやすい高木先生です。研究分野、実験への深い専門知識だけでなく、幅広い分野の知識をお持ちで、研究の議論から日々の雑談まで何でも話せるところが凄いし、とても頼りになります。こういう最先端の研究に関わることで得られる経験は、自分の成長の可能性に大きく寄与するのではないかと思います。物質系専攻は、全く異なる分野の研究室が多く集まっているので、交流によって視野を広げられます。キャンパスも広々としていて過ごしやすいと思います。研究に没頭したいなら是非とも!