新領域創成科学研究科 物質系専攻【東京大学大学院】Department of Advanced Materials Science, School of Frontier Sciences, The University of Tokyo

研究室紹介

杉本宜昭 准教授 研究室

物性・光科学講座 [単原子分子科学]

杉本宜昭 准教授

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TEL / FAX : 04-7136-4058、e-mail: ysugimoto@k.u-tokyo.ac.jp


思ってもいなかった発見は、現場で起こっています。
実験家として大切なことは、気がつけるかということ。
世界中で自分しか知らないことを、一緒に発見しましょう

科学との出会いは中学2年生の時です。ブルーバックスの相対性理論の本を読み、こんな不思議なことが事実なのか!?と驚き、科学者になりたいと思いました。大学では、理学部物理学科で、物理を体系的に学び、研究室に配属されてからは、自分で実験をする面白さを知りました。実験家として大変重要なことは「なにかいつもと違う」と気がつけるかどうかです。もちろん、実験装置の調整や実験の準備は、退屈で苦労を伴います。けれど、全てをミスなく整えることができれば、世界中で自分しか知らない、知見が次々と得られます。常識では考えられないような、現象に一度でも出くわせば、研究そのものがやめられなくなります。最近、原子1つひとつから、実際に動作する素子を創ることができるようになりました。現在の、半導体の微細加工技術に限界があるといわれていますが、それを打破する技術に結びつくかもしれません。新しいことは全て現場(実験室)で起こっているんだということです。

物質系専攻を志す学生へ

既存の学問を座学で学び続けるのでは、日々急速に前進しているフロンティアに追いつけません。大学院では、研究の世界に一気に飛び込みましょう。そして、走りながら考えましょう。

杉本宜昭 准教授 顔写真

プロフィール

杉本宜昭 准教授 [Associete Professor Yoshiaki Sugimoto]

  • 2001年 大阪大学理学部物理学科卒業
  • 2006年 大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了
  • 2006年 同研究科原子分子イオン制御理工学センター 特任助手
  • 2007年 同研究科 附属フロンティア研究センター 特任講師
  • 2011年 同研究科 電気電子情報工学専攻 准教授
  • 2015年 東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻 准教授

研究室紹介動画及び入試説明会動画

研究室紹介動画 杉本准教授 サムネイル

杉本准教授 研究室紹介動画

平成30年度入試説明会 杉本准教授 研究室 サムネイル

平成30年度入試説明会 杉本准教授 研究室

研究紹介

研究室の様子

全ての物質は原子から構成されており、様々な物性はナノメートルのサイズで決まるので、材料を原子レベルで評価・制御する技術が必要とされている。

我々の研究室では、走査型プローブ顕微鏡を用いて、様々な材料表面の原子レベル計測を行い、ナノスケールの物理現象の解明を行っている。

走査型プローブ顕微鏡の中でも特に、絶縁体も扱える等、応用範囲が広い原子間力顕微鏡をベースに研究を行っているところに特色がある。

走査型トンネル顕微鏡(STM)との複合化により、同一原子における様々な物性量を同時に測定することができる。

ナノテクノロジーの基盤技術となる原子操作と元素同定の研究を主に行い、個々の原子からナノ構造体を組み立て、新材料や新動作原理に基づくデバイスの探索を行っている。
また、走査型プローブ顕微鏡のさらなる高分解能化と高機能化を実現するため、新しい装置の開発も行っている。

研究内容

先輩からのメッセージ

仁木康平 さん

仁木康平 さん [Kohei Niki]

杉本先生は、世界の第一線で活躍されている研究者です。

研究テーマや実験方法について、学生のアイデアを尊重して、自由に研究をさせてくれて、よい研究になるように導いてくれます。

実際にこれまで、多くの学生が世界初の研究成果をあげてきました。

研究室の雰囲気は、大変自由で、みんなのびのびと研究を行っています。

物質系専攻を志す方へ

世界最先端の装置を使って実験を行うと、日々様々な発見をします。

既存の学問を吸収するだけではなく、実際に目の前にある事実を受け止めて、そこから新しい学問を発展させるというプロセスは、大変貴重な経験になります。

きっとあなたの好奇心を満たしてくれることでしょう。