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自然環境学専攻特別研究員 高橋由紀子博士が樹木医学会奨励賞を受賞

自然環境学専攻所属の研究員、高橋由紀子博士が、2012年11月10日~11日に京都府立大学で開催された第17回樹木医学会大会において、樹木医学会奨励賞を受賞しました。樹木医学会奨励賞は、35歳以下の著者による優れた論文に対して与えられるものです。

 

受賞者
髙橋 由紀子 (受入教員 福田 健二)
東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻
日本学術振興会特別研究員

 

受賞論文
ブナ科樹木の萎凋病菌Raffaelea quercivoraの樹体内動態
(Spatial distribution of Raffaelea quercivora in xylem of naturally infested and inoculated oak trees. Phytopathology 100: 747-755.)
各地でナラ類の激しい枯死被害を引き起こしているブナ科樹木の萎凋病について,病原菌の樹体内への蔓延,宿主樹木の通水阻害の発生,防御反応の誘導の時間的・空間的な相互関係を解剖観察により明らかにした。本病菌は媒介昆虫の坑道周辺の道管を機能不全にする程度の病原力しかなく,発病には媒介昆虫の活動が重要であることが明らかにされた。