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企業連携による共同研究プロジェクトを基盤とした新しい教育システム構築への取り組み

 新領域創成科学研究科は、文部科学省の平成26年度「スーパーグローバル大学創成支援」において他部局と連携してMITとの戦略的パートナーシップ構築プロジェクトに取り組んでおります。具体的には、MITと民間企業と連携した新しい形の共同研究の仕組みを提案し、制度化を目指します。

 この取り組みでは、学際教育研究組織(Trans-Disciplinary School)で世界最大規模の専任教員数を誇る新領域創成科学研究科と、世界トップレベルの大学の中でも"Mens et Manus(理論と実践)"を理念としているMITの組み合わせで、エネルギー、基幹インフラ、物流等の技術だけでは困難な社会や産業における課題解決に取り組むことで研究と教育の両面を推進するシステムの構築を目指しています。

 具体的なオペレーションとしては、民間企業等が資金を提供する共同研究プロジェクトにおいて企業が研究員をプロジェクトリーダーとして大学に派遣し、本研究科およびMITの学生を雇用して研究チームを組織し、両大学の教員の指導を受けてプロジェクトを進める体制を想定します。企業の研究員は、多様な人材で構成されるプロジェクトで実践的な課題解決を学術的な見地からとりまとめるという経験が得られ、両大学の学生は、国際的・学際的なチームで企業や社会の実際の課題解決に取り組むことで従来の大学とは異なる経験と教育効果を得ることが期待されます。

 本取り組みは、2015年度中の試行を目指して今後詳細な制度設計を進めていきます。