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2人乗り超小型電気自動車の公道社会実験を柏市役所で行います

(1)「東京大学・柏市超小型モビリティ協議会」(会長・鎌田実)は、このたび、2人乗りの超小型電気自動車1台の公道走行認定を国土交通省から受け、この車両を千葉県柏市役所で市職員の方の公務に使っていただく形の社会実験を行います。
(2)本件は、本年5月に発表した2人乗り超小型電気自動車認定に続くもので、超高齢社会において必須である高齢者の円滑な移動手段の開発を目指す社会実験の一環です。今後、市職員の毎日の公務利用に便利に使えるか、安全性に問題がないかなどを引き続き調査検討する予定です。

 

 超小型電気自動車などの新しい移動手段は、小回りが利き、家庭や職場で充電ができる利点もあり、今後の超高齢社会における重要な個人交通手段として注目されています。しかし、第一種原動機付自転車として扱われる従来の「原付ミニカー」という区分の電気自動車は1人乗りに限られ、送迎や2人一緒の外出用途などでの実用性に欠ける場合もありました。

 東京大学大学院新領域創成科学研究科・鎌田実教授が会長を務める「東京大学・柏市超小型モビリティ協議会」では、本年5月に引き続き、2人乗りの超小型電気自動車の公道走行認定を国土交通省から受けました。この認定は、本協議会が国土交通省「超小型モビリティ認定制度(注1)」に沿って申請したもので、本学大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻生活支援工学分野 鎌田・小竹(しの)・二瓶(にへい)研究室、千葉県柏市、本学「明るい低炭素社会の実現に向けた都市変革プログラム:(代表・大学院 新領域創成科学研究科 飛原英治教授; 注2)」およびトヨタ車体株式会社との共同作業の成果です。本認定においては、トヨタ車体が2人乗り超小型電気自動車「コムスT・COM」を試作し、本協議会が認定を受けました。なお、本事業は同プログラムおよび科学研究費補助金基盤研究(B)20300194「高齢運転者の運転断念に向けての評価法と社会的受容性に関する研究」の一環として実施されました。本協議会は、今後、柏市役所職員が毎日の公務利用に便利に使えるか、安全性に問題がないかなどを引き続き調査検討する予定です。

 

(注1)国土交通省・超小型モビリティ認定制度 http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000043.html

(注2)同プログラムHP http://low-carbon.k.u-tokyo.ac.jp/

 


図1:今回認定を受けた車両

 

 

ご参考:2人乗り超小型電気自動車の公道走行認定を受けました 2014年5月20日記者発表記事 

 

 

お問い合わせ先:東京大学大学院 新領域創成科学研究科 特任研究員 久保 登

kubo@hori.k.u-tokyo.ac.jp  電話04-7136-4667   FAX 04-7136-4666