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ウィンドチャレンジャー新形式硬翼帆の陸上実証実験開始

  
国立大学法人 東京大学
一般財団法人 日本海事協会
 日本郵船 株式会社
株式会社 商船三井
株式会社 大島造船所
株式会社 タダノ
川崎汽船 株式会社

 

 新形式の大型硬翼帆を搭載した船舶は、省エネルギー・低環境負荷の要求に応える次世代の新形式船舶として有望視されており、東京大学を中心とした産学共同研究として、上記各機関により「ウィンドチャレンジャー計画」が取り進められています。新形式の大型硬翼帆の開発を行い、これを船に複数基搭載して海洋風エネルギーを最大限に取り込み、船の主推進力とすることにより、大型商船の燃料消費量を大幅に削減する風力・燃料ハイブリッド推進船の開発を目指しています。
 これまでの研究の結果、例えば添付図に示すような長さ約220m、載貨重量8万4千トンのバルカー(ばら積み貨物船)において、高さ50m、幅20m、厚さ4mの伸縮・旋回可能な複合材製の新形式硬翼帆を4基搭載し、最適自動操帆・最適航路選択することにより、北太平洋航路の往復で年間平均約30%程度の燃料削減効果が期待でき、また貿易風などの定常的追い風航路であれば50%以上の削減も可能となることが明らかになりました。
 本年度(2013年度)より国土交通省海事局の「次世代海洋環境関連技術研究開発費補助金」の交付対象プロジェクトにも選ばれました。詳細な沿革・技術内容についてはウィンドチャレンジャー計画ホームページhttp://wind.k.u-tokyo.ac.jp/をご参照ください。
 そしてこのたび、新形式硬翼帆を実船搭載するための重要な関門となる40%サイズ(高さ20m、幅8m)の実証機の製作が完了し、1月中旬より長期陸上実証試験を開始することとなりました。それに合わせて下記要領で実機見学会及び記者会見を行いますので、お知らせいたします。

 


日時 :2014年1月25日(土)13:30~15:00
場所 :㈱相浦機械本社工場(長崎県佐世保市光町)
    交通アクセス案内http://www.iknow-m.jp/?page_id=6&lang=ja
内容 :見学会、ウィンドチャレンジャー硬翼帆実証機の作動及びデータ計測状況
    記者会見、一般説明、質疑応答
参加申込:1月23日(木)までに、東京大学大学院新領域創成科学研究科ウィンドチャレンジャー計画kousaka@sss.t.u-tokyo.ac.jpまでEメールにてお申込みお願いします。

 


84バルカー型ウィンドチャレンジャー(左:展帆航海中 右:縮帆荷役中)

 

 

 

以上


問い合わせ先:
東京大学大学院新領域創成科学研究科 特任研究員
ウィンドチャレンジャー計画代表 大内一之
Email: ouchi@athena.ocn.ne.jp