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高い放熱性能を持つゴム複合材料を開発 -しなやかで壊れにくい、フレキシブルデバイスに使用できる材料-

国立研究開発法人 産業技術総合研究所(理事長 中鉢 良治)と国立大学法人 東京大学(総長 五神 真)は、環動高分子のポリロタキサンと、水中プラズマ技術で表面改質した窒化ホウ素のフィラーからなる高熱伝導率エラストマー複合材料(コンポジット)を開発しました。

この成果は、2018年3月5日(米国東部時間)に国際誌Applied Physics Lettersに掲載されました。

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 産総研・東大先端オペランド計測技術オープンイノベーションラボラトリ(ラボ長 雨宮 慶幸)タフコンポジット材料プロセスチーム 伯田 幸也 ラボチーム長、後藤 拓 リサーチアシスタント(東京大学大学院新領域創成科学研究科 大学院生)と国立大学法人 東京大学大学院新領域創成科学研究科 寺嶋 和夫 教授 (産総研・東大 先端オペランド計測技術オープンイノベーションラボラトリ 特定フェロー)らは、水中プラズマ技術により表面を改質した窒化ホウ素フィラーと、環状分子と直鎖高分子から構成される超分子の一種であるポリロタキサンを複合化して、柔軟性と高い熱伝導性とを併せ持ち、かつ壊れにくいエラストマーコンポジットを開発しました。今回開発したエラストマーコンポジットは、しなやかさと放熱性が求められるフレキシブルエレクトロニクスデバイス用基板などへの応用が期待されます。

 

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