エネルギー変換システム講座
武田 展雄 教授 たけだ のぶお

tel: 04-7136-5521
航空宇宙、高速輸送機関、高性能・高効率発電などの分野においては、超高温、極低温、高ひずみ速度、各種放射線などの極限環境下で用いられる軽量高強度・高剛性を有する先端繊維強化高分子基、セラミック基複合材料への期待は高い。

当研究室では、負荷過程中のミクロ変形、損傷発生・進展状態の動的観察に基づく破損プロセスのモデル化の研究において顕著な業績を挙げてきており、複合構造材料損傷許容設計法の確立を目指しています。最近では、三次元繊維強化複合材やカーボンナノチューブ・ファイバ強化複合材へと応用が拡がっています。

また、さらに実用構造を意識して、複合材料構造にひずみ、温度、荷重センシング機能を持たせることにより、実用極限環境下での損傷発生・進展を検知し、かつ抑制する構造ヘルスモニタリング技術・スマート構造システムの開発を進めています。とくに、複合材料中に強度低下なく埋込み可能な直径52ミクロンの細径光ファイバとブラッグ格子(FBG)センサの開発・実用化研究において世界をリードしています。繰返し疲労負荷や衝撃荷重により発生する複合材積層構造中の層間剥離などの定量的損傷モニタリング技術の研究開発は、産官学共同研究の中の基盤研究として精力的に進めています。
図は埋込み細径光ファイバFBGセンサとその適用概念を示す。
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 先端エネルギー工学専攻
〒277-8561千葉県柏市柏の葉 5-1-5
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 先端エネルギー工学専攻