システム電磁エネルギー講座
小野 靖 教授 おの やすし

tel: 03-5841-6686
小野研究室は電磁気学やプラズマ工学の知識をベースに、核融合エネルギー開発から宇宙・太陽プラズマさらには新エネルギー、発電、プラズマ産業応用までをカバーします。特に「プラズマ実験研究」のプロの養成を目指します。環境問題のための早期の実現が必要な核融合エネルギーのこれからの課題は,如何にその経済性を高めるかです。コンパクトで高ベータな(単位磁界で閉じ込められるプラズマ熱圧力が大きい)核融合炉を実現するため、最適な「磁力線で作った閉じ込め容器」は何か?具体的な解として、過去15年プラズマのドーナツをぎゅっとりんごのようにコンパクトにした球状トカマク(ST)方式を提案し、プラズマ合体加熱法など太陽・宇宙起源の新アイデアで世界をリードしています。この方法でSTの第2安定状態と呼ばれる最高のベータ値60%をもつ新状態を達成し、これが06年全日本ST計画研究の中核:UTST装置建設につながりました。磁気容器の不安定や磁力線のつなぎかわりはなぜ発生し,制御可能か?など目的に最適な3つの大型実験装置を中心に核融合炉のキーとなる問題を考えます。本郷のTS-3, TS-4を用いて不安定・磁力線のつなぎかわりやコンパクトトーラス(CT)最適配位、柏の主力UTSTではSTの経済的な生成法・加熱法を主テーマとして、新アイデアや閉じ込め容器の勘所となる物理を検証していく予定です。進学、見学等の問い合わせは、ono@k.u-tokyo.ac.jp, TEL: 03-5841-6686(本郷)へどうぞ。
図左:TS-4CT合体実験設備(本郷),右:UTST球状トカマク実験設備(柏)
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 先端エネルギー工学専攻
〒277-8561千葉県柏市柏の葉 5-1-5
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 先端エネルギー工学専攻