プラズマ理工学講座
小野 亮 准教授 おの りょう

tel: 03-5841-6663
本研究室では、大気圧非熱平衡プラズマの応用技術の開発と基礎研究に取り組んでいます。プラズマではイオン、励起種、ラジカル(O, N, OH, Hなど反応性の高い化学物質)などの活性種が生成され、極めて高い反応性をもつ「高反応性ガス」となります。この反応性をいかした様々なエネルギー・医療・環境応用技術の開発と、それを支える基礎研究、特にプラズマの活性種計測とシミュレーション開発を行っています。

最近の研究例は以下の通りです。
  1. エネルギー応用:プラズマ処理による次世代太陽電池(色素増感太陽電池)の高性能化、プラズマ支援着火・燃焼
  2. 医療応用:プラズマ医療技術(特にガン治療)の開発と基礎研究
  3. 環境応用:プラズマによる大気環境汚染物質除去技術の開発、水処理技術の開発
  4. 基礎研究:プラズマ反応計測(活性種のレーザー計測、分光計測など)、プラズマ反応シミュレーションの開発
プラズマは通常では起こせない反応を容易に起こすことができ、ここで紹介した他にも様々な応用が考えられます。プラズマは大きな可能性を秘めた未完の技術であり、エネルギー・環境・バイオ・医療・材料・化学プロセスなど多くの技術に関連したキーテクノロジーです。
(左)大気圧非熱平衡プラズマ、(右)レーザー誘起蛍光法による医療用プラズマジェットのOHラジカル密度計測
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 先端エネルギー工学専攻
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東京大学大学院 新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 先端エネルギー工学専攻