プラズマ理工学講座
小川 雄一 教授 おがわ ゆういち

tel: 04-7136-4344
「地上の星 ―ミニ太陽―」をキャッチフレーズに、核融合開発に長年 取り組んでいます。まさに太陽などの恒星は核融合反応により膨大なエネルギー を放出しています。太陽フレアのダイナミックスをみてもわかるように、プラズ マの制御は容易ではありません。これを地上で実現すべく日夜努力しています。 核融合開発の最前線として国際熱核融合実験炉ITER計画が国際プロジェクトとし て進んでいます。我々はITER炉心プラズマの計算機シミュレーションや、トカマ ク方式、ヘリカル方式、レーザー方式などの核融合炉設計を行っています。核融 合炉設計の難しさは、核融合炉心プラズマ物理と核融合炉工学技術とを整合性を とりつつ設計をしなければならない点にあります。我々は、このような核融合エ ネルギーシステムに対する設計統合コードの開発を行っています。

一方、炉心プラズマ研究で培った知見は、先進的な核融合炉への発展や宇宙・ 天体を初めとした学術研究としても有用です。我々は高温超伝導コイルを磁気浮 上させた内部導体装置を設計・建設し、ダイポール磁場によるトーラス磁場配位 での研究を進めています。本研究では、高温超伝導コイルを真空容器内で遠隔操 作により冷却・励磁し、さらに磁気浮上させるなどの高度な技術を駆使しており、 様々な分野への応用が期待されます。
図はトカマク型核融合炉の概念設計:1/7トーラス部の3次元CAD図
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 先端エネルギー工学専攻
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